5月だと言うのに夏のような暑さだった昨日の土曜日、土日担当の僕のメインのお仕事はナビお取付三昧(^^;)
最近ご入庫率の高いジムニーシエラや
フリード(久々に初期モデル)に
どちらも売れ筋パナCN-RE05シリーズ等々でしたが、なにせ・・5月とは思えない暑さ!!!
僕の予想外(^^;)にご好評頂いており、施行当初から現在もリピーターの方が非常に多いです。
とは言え、この作業自体は1回作業すれば同じお車に再施工や定期的に施工する必要は御座いません。
(エアコン修理やエンジン載せ替え等でエアコンサイクルを解放した場合のみ再施工が有効になります)
で、毎年”暑くなる前にブログでも宣伝を・・・”と思っているのですが
(現時点でモバイル非対応のHPよりブログの方が集客率が高いので・・・・・(^^;))
今年は例年以上に暑くなるのが早く、宣伝の前に御依頼が増えちゃいまして後出しジャンケン的ご案内ですが・・・・・(^^;)
昨日もナビ取付の合間に2台ほど施工させて頂きました。
一台目は前からご予約頂いていたお客様で以前当社にてナビお取付を御依頼頂いたスバルレガシィ(BE)に。
年式の経っているお車なので相当ガスは減っているだろうと予想していたのですが
意外と?状態がよく規定量450gのところ360g入っており、ご入庫時点でも吹き出し口温度は12℃とキッチリ冷えている状況でした。
施工後は吹き出し口温度10℃まで下がりました。
(BEレガシィなのにナビが最上段に設置されているところが当社ならでは・・・って・・本件とは関係ありませんが宣伝ですw)
HPや上記リンクでも記載しておりますが、この作業は
効きが悪いエアコンを修理すると言う修理作業ではなく、
あくまでエアコンサイクル内のガスを適正量にする・ガスの純度を上げてエアコンの効率を高めるというメンテナンス(整備)ですので
どの車両でも「確実にエアコンの冷えが良くなる」と言う作業ではありません。
あくまで、エアコンの効率を引き上げ、結果として冷えが良くなる場合がある、と言う物です。
ゆえに、エアコンに不具合があって効きが悪い&効かないお車には
エアコンガスメンテナンスではなくエアコン点検・修理お見積りと言う昔ながらの電装屋の作業となります。
で、この日、ナビ取付の合間をぬっての2台目のガスメンテは当日お電話頂き即作業となったマツダロードスター(NB)。
通常当社ではご来社に関しては御相談やお見積りだけでも完全予約制とさせて頂いており、
作業を伴う場合は当日の対応は難しいのですがエアコンガスメンナンスの場合は
1時間前後&他の作業中でも並行作業可能なのでお問合せ当日でも即作業可能なことが多いですので、
とりあえずお電話にてお問い合わせを・・・
が、このロードスター、お電話でのお問合せ時に
「今エアコンは効いているのですよね?」と確認すると
「夜は冷えるけど昼間は殆ど冷えません」・・・・・・(-_-)・・・・・それ・・・ダメじゃん・・・・と思いつつ
「となるとガス量以前に・・・エアコンシステムの不具合の可能性も高く、ガスメンテは不可でエアコン点検・修理になる可能性が高いですが・・・・」
「あ、実は以前も御社にナビ取付でお世話になりまして。御社ならエアコン修理もやっているのでガスメンテで効く様になればそれに越したことなし、修理が必要ならその辺も含めて御社に・・・」
との事で、とりあえずご来社頂きました。
でもって、施工前のお約束で吹き出し口温度を測ろうと・・・・するも、その必要なしの全く効いてない(冷えてない)状況(>_<)
う~~~ん・・・これは・・・・修理だろう・・・と思いつつも、コンプレッサーはオンしているので
取りあえず制御システムは活きている&ガスも多少は入っているだろうと推測し、諸々お客様にご説明後に御了承頂けたので作業開始。
すると、エアコンガス規定量350gに対し、入っていたのは60g(T_T)・・・・こりゃ冷えるわけもありません・・・・
通常ならガス漏れ=ガス漏れ点検が必要(別料金です・エアコン点検になりますので)なのですが
エアコンガスメンテナンスでは簡易的ではありますが、気密保持によるガス漏れチェックも工程に含まれ、
そこでエラー(気密が保たれない=大きなガス漏れがある)があればそこでガスメンテは終了、エアコン修理に移行しますので
とりあえずガスメンテを続行。
その間、お客様と車を見ながらお話しつつ、ざっとエンジンルール内のエアコンサイクル関連パーツを目視できる範囲で確認
(これは本来は別料金・ガス漏れ点検になりますので・・・・)する分にはガス漏れしていそうな場所は無し・・・
これは・・・単なる経年劣化によるガス不足か、もしくは目視できいない部分(車室内エバポレーター等)でのガス漏れか??
と・・・期待と不安が入り混じりながら(お客様はもっと期待と不安が入り混じっていたでしょうけど・・・)進行すると・・・
・・・気密保持でのエラーは無し!!!
これは・・イケるか??とそのまま続行。規定量充填完了し・・・結果はキッチリ冷えるようになりました!(^^)!
エアコンガスメンテナンスに関しては、くどい様ですがエアコン修理ではなく、あくまでメンテナンスですが
上記の様に場合によってはエアコン修理?と同等の効果が得られる場合もあります。
が、それはあくまで個々のお車の状況によりますが、どんな場合でも、それなりの意味はありますので、
これからの暑い季節をより快適&万全な状態で・・・とご希望の方にはご一考の価値はあると思います。
以下オマケで、
先日本ブログで本記事の予告?で記載したNSXの場合は
規定量950gのことろが590gと約2分の1ながらも(これは経年から推測すると妥当なレベルです)
作業前吹き出し口温度は10℃と良好でしたが、作業後は6℃とメッチャ改善しました。
ご好評頂いてのリピートでした。
又、その前の週には以前ナビ交換でご来社頂いたベンツW211のお客様からも後日エアコンガスメンテを御依頼頂き・・・
こちらはご入庫時で吹き出し口温度10℃と、年式にしては充分冷えていたので
作業後の実温度は変わらないだろうと予想していましたが結果は8℃まで下がりました!(^^)!
と言う訳で、地球温暖か異常気象かは僕にはわかりませんが、年々暑くなる日本。
少しでも快適なカーライフを過ごすため、エアコン故障・不調は勿論ですが
特に不調が無い場合でもカーエアコン効率を上げるにはエアコンガスメンテナンスが有効ですので
電装店=もともとは電装品やカーエアコンの修理専門店である
当社にお気軽にご相談下さい!
by大塚専務
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