エアコンガスメンテナンスは新車でも有効?~C-HR編~
一昨日の本ブログにて”C-HRにはエアコンガスメンテナンス”とご紹介したところ
多数のお客様から「C-HRって新しい車ですよね?新車でもエアコンガスメンテナンスって効果あるんですか?」とのお問合せを頂きました。
ズバリ言えば新車でもエアコンガスメンテナンスは有効です。
(ただし、一部ディーラーでは新車納車時にディーラーにて同作業を施工している場合がありますので その場合は効果なし・・・と言うか意味がありません)
殆どの方は新車=完璧な状態とお思いと思いますが
エアコンシステムに関しては大きな声では言えませんが
上記当社HPにも記載の通り、
新車だから必ず規定量のガスが入っているとは限らず、
最低限エアコンが効くレベルしか入っていない場合が多いのです。
で、実際、前回チョロッと記載したC-HR(先月納車の新車・ハイブリッド車)への
エアコンガスメンテナンス施工は、ガス規定量470±30に対し、実際に充填されていたガス量は330(+o+)
施工前の吹き出し口温度は12度(この季節にこの温度なら通常使用に問題ありません)に対し、
施工後の吹き出し口温度は驚異的な?変化で9度ヾ(≧▽≦)ノ
(添加剤も注入)
これはかなり極端な温度差で稀なパターンかもしれませんが
当社代車のヴィッツを新車時に施工した時も規定量370に対し260で施工後温度差は-1.5度とかなり効果がありましたので
下手すりゃ新車の方が効果があるのか??とも思えます(^^;)
と言う訳で・・・・このくそ暑い時期(言葉悪いですね・・・)
より快適なカーライフには新車でもエアコンガスメンテ、是非ご検討くださいって宣伝でした(^^;)
オマケ話しですがC-HRはハイブリッドとガソリン車があり、
近年のカーエアコンに関してはハイブリッド/EV車(=電動コンプレッサー採用・絶縁性の高い専用オイルPOE仕様)と
従来のガソリン車(一般的なコンプレッサー・オイルも一般的なPAG)では
エアコン修理・点検の際に使用するツール(ゲージマニホールド)は同じ規格なのですが
実際に両方を作業する場合、それぞれ専用の物を用意する必要があります。
何故なら一般的なPAGオイルを使用している車に通常使用しているツールで
ハイブリッド/EV車の点検や修理をしてしまうとツール内に付着している
絶縁性の低いPAGオイルがサイクル内に混入し、
システムエラーが発生し最悪エアコンサイクルすべて交換・・・なんて事態になってしまうからです。
が、未だにその点を理解しておらず、安易な作業をする業者もある様です。
その点、現在当社が行っているエアコン点検・修理やエアコンガスメンテナンスで使用している機器は
PAG/POEのオイル選択が可能なためお客様は勿論、施工側としても安心してサービスができるのです。(都度クリーニングは必要ですがこれは自動なので・・・楽チンです)
オマケ追加ですがエアコンガスの規定量や使用オイル等については
エンジンルーム内等にコーションで記載があります。
これをもとに修理やエアコンガスメンテナンスを行いますので
経年劣化やオールペン・板金修理等でコーションが無い場合、
車種によってはエアコン修理やガスメンテナンス不可の場合がございますのでご注意ください。
by大塚専務
最近のコメント