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2015年8月13日 (木)

カメラ載せ替えの場合     ~と言うか後付け市販品の弱点?~

本ブログにも、たびたび登場する売れ筋アイテムと言えばAVCの埋め込み型サイドビューカメラHBS-CAM02。
超省スペース設計でどんな車種でも目立たず取付できるためヒット商品となっているわけですが、
このカメラを売り出してからはや3年以上、そろそろ載せ換え・・・なんてお話もボチボチありまして・・・・
 
先日ご入庫はベンツA45。
P1060113

こちらは以前、埋め込み型サイドカメラ&アルパインフロントカメラを
セルスターレーダー探知機でモニターと言う組み合わせで施工させて頂いたお車なのですが、今回はお車が入れ替えになるとのこと。
で、このカメラ類は大変重宝して頂いたそうで、新しいお車でも使用したいので載せ換えたいと言うご相談でした。
 
で・・・もちろん、どの機器も取り外せば他の車両に載せ換えは問題なく可能なのですが、問題は取外し。
 
レーダー探知機やフロントカメラは取り外せばそれでOK&取り外し工賃は発生致しますが
新規御購入よりはお安く済みます。
 
が・・・・このサイドカメラ。
P1060114
勿論取り外す&新しい車両に再取付は可能ですが、ミラー下部に穴をあけて埋め込んでいる為、取り外すとその部分にポッカリ穴が開いてしまいます。
 
そのまま廃車する場合や、下取り業者が穴が開いたままで良いって査定なら良いんですが、
完全に元に戻したい場合は、この部分の新品パーツが必要になります。
 
で・・・ここからは車種によるのですが、
P1060161
(写真はベンツCクラス:204)
この部分(ミラー下部パネル)だけ外れる&パーツ設定があれば千円前後程度のパーツなのでまぁ良いのですが、
ミラー全体が一体型のカバーだと価格が高くなる、
更に輸入車の場合は個別パーツ設定が無く、ミラーアッセンブリーでしかパーツ供給が無い!なんてパターンがあり、
後者の場合は数万円(車種によっては10万近い場合もあります・・・泣)ってパターンですので
取りはずすよりはそのまま残して手放して、新しい車両には
新規でカメラご購入頂いた方がはるかにお得・・・・となる訳です。
 
 
これはこのサイドカメラに限らず、
バックカメラでも最初から純正位置に穴が開いている場合は除いて同じことが言えるのですが、
バックカメラの場合は穴をあけるのは配線を通すためで見えないところが多い&
純正位置埋め込みの場合はガーニッシュだけ削る場合が多い等であまり問題にはならりません。
が、バンパー直接埋め込みや穴あけ埋め込みでは同じような問題が起こります。
 
バンパー埋め込みしたバックカメラを車両入れ替えの際に載せ換えて、旧車両を元の状態に戻そうとすると
取外し工賃+バンパー代で確実にカメラ新規御購入より高くつくわけです。
 
ゆえに・・・このようなパターンの場合はカメラは載せ換えよりもそもまま・・・の方がお得ってわけです。
 
と・・・・・結局、今回のA45もサイドカメラはそのまま残して
フロントカメラとレーダー探知機のみ綺麗に取り外させて頂きました。
 
と言う訳で、売れ筋&目立たないのがウリの埋め込み型サイドカメラですが、
・・・と言うかこの製品に限らず、後付け市販製品の場合は現状復帰の際はそれなりのリスクがあるってお話でした。
 
 
 
 
 
 
 
          by大塚専務
 

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