2015年版フロントカメラ比較!&AVC製マルチビューフロントカメラ販売開始します!
当社では市販フロントカメラが登場して以来、
”これは今後、新たなおすすめアイテムになるだろう”と思い、
力を入れてご紹介&販売して参りました。
当初はフロントカメラと言うアイテム自体の認知度も低かったのですが
現在ではメーカー純正も多くなりましたし、認知度もかなり上がり、平均的にご依頼を頂けるようになりました。
その後、サイドカメラも”これもアイテムとしては良いけど取付に難があって難しいな・・・・”と
思っていたところに、マイスターKさんよりオリジナルの埋め込み型サイドビューカメラを御紹介頂き、これが大ヒットとなったわけですが、
先日、そのマイスターKさんより、新たなるお勧め品としてフロントカメラHMFB-CAM01を御紹介頂きました。
3アングル切り替え可能ですが、無駄な?ノーマルアングルは無く、
メインのコーナービュー、人によっては便利なトップビューに加え、
ノーマルとコーナーを合成したアングル、と実使用で無駄にならない?アングル設定になっているのが好感が持てます。
でもって、サンプルとして1台もらってきたので早速これを試してみましょう。
せっかくなので久々に?比較検証ってことで、
汎用品として売れ筋のフロントカメラ、アルパイン製&ケンウッド製2機種との比較です。
まずは車両は目印がわかり易い様にこんな感じで停めます。
カメラは3つとも同条件でナンバープレート下に同じステーを使用して設置。
映し出すモニターもすべて同じです。
まずは今回のテスト結果では当社販売リストにも加える予定の
AVC製フロントカメラHMFB-CAM01(当社税込販売価格¥18,360-)
水平画角約180°、約34万画素、外形21X24X22mmと他機種より一回り小さいです。
メインのコーナービュー。
画角180°がフルに活かされていて、ギリギリもカバーされています。
(以下の他の写真も左端が光ってしまい映ってないのは撮影の問題です)
フロントカメラの実使用では、路地等から頭を出すときに左右からくる人や車を確認するのが役割ですから
この180°ギリギリが見えるかどうかが結構重要です。
次は前進駐車時にピタ止めするには便利なトップビュー
最期はこのカメラのみのフロント+コーナービュー
どちらかと言えば駐車時に使用する感じですかね。
お次はケンウッドCMOS-320(当社販売税込み価格¥21,600-)
水平画角約195°、約33万画素、23.4X23.4X26.1mm
まずは補正無しのウルトラワイドビュー
水平180°ラインはもちろん、かなりの広範囲がカバーされていますが
端の部分はひずみが激しく物体の判別は難しい感じです。
でもってメインのコーナービュー
あれ??水平画角195°なのに、180°ラインが見えません。
そう、見易くするための画像補正の段階でこの部分がカットされてしまっているのです。
これはちょっと惜しいところ。
(*トップビューとワイドビューは普通なので割愛)
お次は王道のアルパインHCE-C250FD(当社販売税込み価格¥20,196-)
水平画角約180°、約93万画素、23.6X23.6X25.8mm
メインのコーナービュー
180°ラインはギリギリ見えるか見えないか・・・と言う感じですが実用範囲でしょう。
(画素数は他2機種より多いのですが実際の映像では大きな差は感じません。)
要するに、フロントカメラで一番重要な左右を見れる範囲に関しては
コーナービューにおいては補正により異なるため
スペック上の画角は参考にならない・・・という事です。
今回の比較では180°ラインに関してはAVC>アルパイン>ケンウッドとなりました。
次に気になる夜間の視認性。補正の入った車載カメラでは光量が足りないと
色がどんどん白黒になり、画面が粗くなり、だんだん見難くくなる&最後には砂の嵐になってしまうのは宿命です。
ただ、その程度により実用に耐えられるかどうか・・・となる訳ですが・・・
夜になるのを待ち、上記と全く同じ状態のまま、あたりが真っ暗になってから(あえて車両のライトも無点灯)
色の判別がしやすいようにナンバー下に黄色いロートを置いてトップビューで比較してみました。すると
AVC HMFB-CAM01
ただ、僕の当初の予想では、色も出ない&砂の嵐直前になるか??と思っていたので
予想に反して夜間性能も実用範囲と思います。
お次は前モデル(CMOS-300)の検証(VSアルパイン)では
夜間の色だしで圧倒的な綺麗さを見せつけたケンウッド。
現行モデルのCMOS-320も期待できますが・・・・
やはり夜間の色だしについてはケンウッドは文句ないところでしょう。
最期は前モデルでは完全に白黒になってしまい、
アルパインカメラは夜間は使い物にならん・・・となってしまいましたが
現行モデルのHCE-C250FDでは・・・・
おお~~しっかり改善されており、ちゃんと色出てます(^_^;)
画像の粗さも以前ほどではなくなりました。
結果、夜間の映像に関してはケンウッド>>アルパイン>AVCと言う感じです。
と・・・ここまでの結果で、AVCのHMFB-CAM01。
価格は一番安いし画角はOK、昼間の画質は大差なし、夜の画質はイマニだけど許容範囲という事で、
今後当社でも販売することに決定いたしました!
HPでも次回更新時(8月1日予定)より掲載致しますのでよろしくご検討下さい!
最期に、汎用フロントカメラのご選択にあたっては、カメラ本体の性能以外にも、
接続方法も考慮する必要があります。
と言うのも上記3つのカメラのうち、ケンウッドとAVCは単体使用可能でRCA出力されますが、
アルパインの場合は単体使用(アルパインナビとの組み合わせではなく汎用品としての使用)する場合、
別途電源ボックス(KCX-C200B)が必要となります。
が、このアルパインの電源ボックスは単にフロントカメラの電源ボックスだけではなく、
もう一つ入力があり、そのセレクターとしての機能もあるのです。
(リバース連動の切り替えも可能です)
ゆえに、入力が一つしかないモニターに2つのカメラを接続・切り替えで表示したい場合は
アルパインナビ+電源ボックスが一番使いやすいのです。
(付属のスイッチでアングル切り替えも2つのカメラ切り替えもできますので)
(付属のスイッチでアングル切り替えも2つのカメラ切り替えもできますので)
逆にフロントカメラのみしか接続しない・他のカメラも接続するけどそれぞれ入力がある・
3つ以上のカメラを制御するので他のセレクターを使用する・・等の場合は
ケンウッドやAVCの様に直接入力のタイプが使いやすい・・・となる訳です。
最後に取付に関してはフロントカメラはナンバープレート下に専用のステーを使用して取付ける事が多いのですが
アルパインはこのステーがカメラに付属、ケンウッドとAVCは別売となります。
ゆえに、カメラステー必須とした場合の必要総額は(アルパインは電源ボックスも入れて)
AVC¥22,680-<アルパイン¥25,596-<ケンウッド¥27,000-となります。
汎用フロントカメラは上記の通り、使い方はもちろん、接続するシステムにより
お勧めも変わってまいりますので、ご検討の方はお気軽にご相談ください!!
by大塚専務
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