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2014年5月14日 (水)

2014年サイバーナビ発表! ~その3 いざ、発表会編:マイナーチェンジだけど・・・・~

以前から記載の通り、本日(すでに昨日ですが・・・)2014年のカロッツェリア新製品発表会に行ってきましたのでご紹介。
 
とは言え・・・・すでにメーカーHP
前モデルとの違い等が解り易いメーカーHPのお客様サポート内「商品についてよくあるお問い合わせ(FAQ)」もすでに更新されていますし

更に、既に東京では先週から発表会をやっており、
僕より的確な?レポができるまこでん管理人さんが”まこでんEXPRESS”にもその模様をアップしてますし・・・・
 
いまさら・・・・って感がありますが・・・(^_^;)とりあえずお約束なので・・・・
 
 
今回のモデルチェンジは上記HP等を見ればお判りの通り?超マイナーチェンジ。
それも機能的に全く新しい機能追加も特にない、
かなり地味なモデルチェンジです。価格が安くなったのは嬉しい点ですが・・・
2013年モデルから進化としては
 
1.W(ワイドシリーズ)の追加ラインアップ。
→まぁ・・・これは今のナビ市場の流れですので・・・・
 
2.メモリー容量アップによるレスポンスの向上
→これは高機能・多機能ゆえに今まで付いて回った”サイバーナビはレスポンスがイマイチ”と言う通説を
払拭するため、毎年取り組んでますからね。
 
が2本柱・・・後はちょこちょこ・・・って感じです。
となると・・・・・僕自身わざわざ発表会に行く必要はないかな??と思い始めていたのですが
やはり2.に関しては実際に触ってみるのが一番&サイバーは当社主力製品ですので・・・ってことで
集中工事で渋滞中の中央道に突入し・・・・行ってきました!
 
 
で。。発表会。
 
今回は昨年とは場所が変わり「埼玉県産業技術総合センター」へ
P1030056
で、もって発表会が始まると、まずはプレゼン。
とはいえ、超マイナーチェンジで目玉がない以上、話は「ビジョン」・・が多くなり
現在のカーナビの向かう方向として「ドライブサポート」「ネットワーク連携」「AR表示」
そして「ナビ&AV能力」だそうで
これらをすべて満たしているのはサイバーナビのみ・・・これがウリ!とのこと。

確かに・・・・改めて考えてみれば、他機種がメモリーナビに移行し、
価格は安くなったができることも少なくなり、メディア対応や使いやすさでは良くなったものの
肝心のナビ機能・性能・音響性能は大きな進化は無いのが現状。

そんな中で唯一サイバーナビだけは、
スマートループ・クルーズスカウター・HUD・クラウドARと
次々に独自の革新的な最先端技術を投入し、
他のナビとは次元の違うナビ機能・AV性能を作り上げてきたのです。

今回は大きな進化は無くても、それらを改めてプレゼンされると・・・・・、
 
さっきまで”今年は目玉は無しか・・・”と落胆していたのですが
 
”まぁ、確かにこれだけ完成されていれば弄るところは少ないか・・・ってかやっぱサイバーナビって凄いな・・・・”って前向きな気持ちになるのが不思議なところです(^_^;)


今回はプレゼンでも製品説明は少なかったですが(あまり変わってないから・・・・)
その分、なぜHDDなのか?等の説明もあり、
その詳細を聞いていると”確かに・・・これはメモリーナビじゃできないな・・”と言うような
納得する内容が多く、それを今の他のメモリーナビに当てはめてみると
”確かにこういう機能はなくなってるし・・・”と思い当たる点も多く
改めて、サイバーナビの凄さを知らされた気がします。。。
そしてそのビジョンには僕も納得できました。
 
 
でもって、後は展示機をみて・・・ですが上記の通り2013年モデルとは大きな差が無いので
オプション品含め個人的に気になった点を軽くご紹介。
 
まずは品番が新しくなったAR HUD(ヘッドアップディスプレイ)ユニット。
P1030051
これに関しては昨年楽ナビ用のHUD(サイバー用とは取付方法が異なりお手軽)が発売されたとき、
僕は「サイバー用も来年はこれになるのでは?」と予想したのですが
その予想は外れ、基本的には去年モデルと全く同じです。
ただ、これに関してはもともと楽ナビ用HUDよりカッチリ付くし、何より見易いので、僕の予想は外れて良かった・・・・って感じです。
 
じゃ何故新品番に?って・・・それは価格が安くなったから!ただそれだけだそうです。
まぁ、これはうれしい品番変更で定価ベースで2万円値下げですから、より導入しやすくなったのではないかと思います。
(でも・・・まだ高いですね・・・あと2万・・いや3万安くなれば・・・お勧めできるのですが・・・・)
 
 
スカウターユニットやオプションのビーコン・ETC/DSRC・専用カメラユニット(ND-BFC200)等は特に変化なく継続、
通信モジュールは新型ND-DC2となりましたが、現行のND-DC1も継続販売となります。
ND-DC2は2013年モデルサイバーナビ(要バージョンアップ)及び2014年モデルサイバーナビ対応で
2012年以前のサイバー及び現行楽ナビ等に通信モジュールを追加する場合はND-DC1となりますのでご注意を。
(2014年モデルの同梱品はND-DC2ですが2014年モデルにND-DC1も使用出来ます。)
 
 
それと、オプション類も進化があまりない中で
嬉しい進化は純正ステアリングスイッチ対応が現行楽ナビと同じく
トヨタ・ダイハツ車及びホンダ車は
他社に比べ価格が高かったステアリングリモコンアダプターではなく
価格の安いステアリングケーブルで対応できるようになったこと。
(トヨタ用¥2,160-、ホンダ用¥1,620-)
 
これは需要が多い機能ですから嬉しいところですね。
欲を言えば・・・・他メーカーと同じく学習型のアダプターを内蔵にしてくれれば
対応車種もぐっと増えるのに・・・・・まぁ・・この辺はパイオニアさんは頑固ですね。。。
 
 
 
でもって、一番気になるのは本体のレスポンス向上。
 
毎年書いている気もしますが、サイバーナビの最大の難点は
高&多機能・高性能すぎるせいか、とにかくすべての動作が他のナビに比べるとちょっと遅いこと。
特に2011年モデル以降はこれが言われ続けてきました。
 
で、メーカーも地道な改善を重ね、フルモデルチェンジだった2013年モデルでは
サイバー愛用者の当社工場長も納得の速さに改善され、
もともとサイバーのレスポンスの悪さは気にならなかった僕でさえ感動しましたが、
今回はそれをさらに改善・・・・という事で、
 
事前資料では
・地図スクロールの動きだし・スピードが2倍に
・最初のルート探索結果表示まで約2秒、6ルート探索結果表示まで約9秒改善
・セントラルメニューから他画面への還移スピードが約1.1~1.6倍
だそうで・・・
 
ただ、これ・・・僕自身がすでに2013年モデルのレスポンスで納得していたので
展示機で体感できるほどの変化かな??と不安でしたが
実際に触ってみると確かに・・メニュー画面の切り替えも、検索時の表示切替も、
特にスクロールは抜群に早くなってますね。
 
また、最近はやりのスマホ風操作(フリック・ドラッグ等)でのスクロール可能なのはもちろん、
従来のスクロール方法にも対応しているので
僕の様にスマホが使えないオジサンでも違和感なく操作できます。
 
もちろん、ケンウッド彩速ナビと比べちゃまだ遅いですけど(向こうはそれがウリですから)
実用レベルではもちろん問題ないかと思います。
 
 
後はデザインの変化は・・・正直・・「ここが変わりました」と言われて気づくか気づかないか・・・程度なので・・(^_^;)
P1030053
まぁ、2013年モデルでもハードキーも良い感じで使いやすかったので
基本継続の2014年モデルも問題ないでしょう。
 
あ!新ラインアップのワイドモデルはハードキーの操作感・配列・デザインも良く好感が持てました。結構渋い感じです。
P1030052


いつもならこの内覧・・・で終わりなのですが

今回の発表会では、プレゼン・内覧会の後に簡単な勉強会があったのでそれも参加してきました。
そのテーマは「サイバーナビは音で売る!」となっており、内容もナビ性能には一切触れず、
音響性能及びその活かし方(セッティング含め)に終始していたのですが
話の冒頭に講師の方が「サイバーナビは世界一音が良いナビといて販売して大丈夫です」と風呂敷を広げていましたが、
話を聞いていくと・・・確かにそれも納得できました。
(ちなみに音の良さでは近年、僕の嫌いなM社のサウンドナビが一番良いように言われていますが
きっちりセッティングした状態で比較するとサイバーVHはサウンドナビより確実に上・・だそうです)
その他、結構勉強になったので、今後、ナビに「良い音」を求めるお客様のお手伝いに活用するつもりです。
(色々と書きたいのですが話が長くなるのでこれはまた別の機会に・・・・)


そういえば・・・ワールドカップももうすぐはじまり、地デジの5.1ch放送も増えてくると思いますが
今のカーナビでそれに対応できるのっていつの間にかサイバーナビだけになってましたね・・・(^_^;)
P1030050
(5.1chにしない場合でもサブウーファーは音響改善に高い効果があります)




       
総括すると、正直2013年モデルと比べれば大きな変化はありませんが
サイバーナビは、2013年モデルでもすでにこれ以上はない?最新機能満載の最高峰ナビ。
 
それがさらにレスポンスアップ他細かな改善&新ラインアップ投入、
そしてなんといっても価格もダウン、
更にフルモデルチェンジだと起こりがちな発売直後のロットで初期不良が・・・なんて心配も
ほぼ完成されたマイナーチェンジモデルでは起こりにくい・・・・ってこともあり・・・・・
 
他のナビが使いやすさ・簡単さを求める反面、ナビ機能は平均化していく中、
あくまでHDDナビで最先端技術を搭載、他のナビとは全く違う次元のナビ機能・音響性能で最高峰ナビとしてわが道を行く?サイバーナビは
2014年モデルも至高の1台を求める方には是非お勧めしたいところです。
(ナビ性能を求めるなら通信モジュール、音響性能を求めるならスピーカー交換、がサイバーの能力が活かされるのでお勧めです)
 
 
 
と言う訳でサイバーナビ新製品は現在、当社では早期ご予約割引販売を実施中!

更に、メーカーでも発売開始と同時に7月末までキャッシュバックキャンパーン展開中
 
これは・・今が買い時か??


製品自体はもう出来上がってるようですので早ければ今週後半あたりから出荷されそうな感じです。。。
 
ご購入ご検討の方はお見逃しなく!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
            by大塚専務

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コメント

なぜHDDなのか…というところが気になりました。
補助記憶装置としてSSDでも変わらないむしろ…と思ったのですが。よろしければ“メモリーナビじゃできないな”という理由をお教えください。

投稿: | 2014年5月20日 (火) 00時51分

コメントありがとう御座います。

これはメーカーからの説明の受け売り半分での回答となりますが

HDDよりSSDのほうがアクセス速度が早いのは周知の事実ですが
書き込み回数制限では現時点ではSSDよりHDDの方が勝ります。
もちろん、SSDも日々進化していますので、単なるメモリー媒体としてPC等で使用する分には
書き込み回数制限限度まで達することはまずありえませんが
カーナビの場合、走行状況詳細記録だけでも一回の走行で相当数の書き換えが行われます。
さらに、それをすべて記録&収録されているデーターとの相違点の補正まで行おうとすると
あっと言うまにSSDの書き込み回数限度を超えてしまうのです。
(メーカー説明では具体的根拠となる数字も示されましたがここでは割愛させて頂きますので
 説得力に欠けるかとは思いますがどなたでも驚くべきほどの数字でした)

実際、僕自身が経験している例としては、僕が私用で使用しているパナナビでも
HDDモデルのときはナビの案内を無視して自分がベストと思うルートを選択・走行していると
数回走ればその道を学習・優先的に案内してくれるというような
ユーザーの使い方を覚え、使い込めば使い込むほどユーザーの好みを学習し
そのような案内をする・・・という機能が現在のメモリーナビでは出来なくなっています。

サイバーナビの場合、それをさらに超えるロードクリエーター等の機能もあり、
これらの高機能に関しては現時点でのメモリーナビでは
単に収録されているデーターを読み出すだけで、それを補正・書き換えていくキャパシティは無い、
サイバーナビならそれが出来る、と言う事です。

また、音響面でもCDリッピングで最高の音質を求める場合、
原音を出来るだけ残したロスレス録音も
現段階では大容量のHDDだからこそ出来ることです。

ご参考までに・・・・・・・・・・・

投稿: 大塚専務 | 2014年5月20日 (火) 02時59分

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