あけましてこんにちわ。
当社営業は本日より通常営業となっております。
本年も宜しくお願い致します。
さて、新年一発目のブログは昨年中に書こうと思いつつもバタバタして書けなかったネタを・・・・
ちょっと長いのでHPの「修理日記」に書こうと思ったのですが
ブログの方が多くの方に見てもらえる確率が高い&ぜひ多くの方にご紹介したいネタなので(^_^;)
昨年も色々な新製品が発売されましたがその中でも僕が気になったのは
楽ナビオプションのヘッドアップディスプレイ(以下HUD)と
パナソニックストラーダRシリーズオプションのフロントインフォディスプレイ(以下FID)。
どちらもナビ画面を見ずに、安全にナビを運用するためのオプションで基本的な考え方は一緒ですね。
現在のナビはメモリーナビが主流となり、ナビ本来のナビ機能に関しては、
どのナビもある程度完成形となり、頭打ちになっているってのが正直なところで
ナビ機能のみでの他機種との差は出し難く、いかに付加価値があるか?も大事なところ、
その中でも安全・安心なナビ運用に関しては各社取り組んでいますが、
このHUDとFIDはそれを実際に形にした中では有効性の高いオプションかと思います。
で、カロのHUDに関しては実際に当社関係者の車両に搭載し検証していますが
パナFIDについては僕らも実際に走行して検証することは難しかったので
僕の営業車にCN-R500WDと一緒に搭載して検証してみました。
(本音を言うと現在使用中のパナCN-H500WDはかなり気に入っていたので載せ換えるのは気が重かったですが・・・・)
とりあえずFIDの機能詳細に関しては
メーカーHPで確認して頂くとして、
実際にどのような取付になるのか、そしてどのように見えるのか?を簡単にレポします。
まずは設置についてですがHUDは発売済みのサイバーナビ用HUDは
サンバイザーを取り外して設置するタイプのため、そこそこの対応車種制限があり、
後発の楽ナビ用HUDはサンバイザーに挟み込みタイプとなり、対応車種はかなり増えました。
(どちらも対応車種であっても実際に運転する方の体系やポジションによっては取付不可の場合もあります)
ちなみに楽ナビ用HUDの適合確認にはこの様なゲージを使用します。

それに対しストラーダ用FIDはダッシュボード上に設置するタイプのため、
取付自体は簡単ですが
適合車両はかなり限られ、基本的にはセンターメーター車で運転席前方に
平坦なスペースがあることが条件となります。
が、基本的にはプロジェクションユニットから投影される映像を
コンバイナユニットに映し出す・・・って簡単な仕組みなので
適合車種でなくてもスペースさえ確保できれば設置できる可能性はある・・・ってことで
とりあえず僕の営業車(サクシード・バン)にムリクリ設置を試みます。
まずは各ユニットの設置位置に関してはFID付属のこのシートで適合を確認します。

お?普通に置けそうな感じか??と思いきや、この位置に置こうとすると
奥のコンバイナユニットがガラスに当たってしまい設置不可・・・・残念。
ってわけで、コンバイナユニットがガラスに当たらずちゃんと見える位置までシートをずらすと

う~~ん・・・プロジェクションユニットがギリギリ置けるかどうか・・・
微妙ですが、まぁ物は試しで実際に置いてみると・・・・
メーター部が高くなっているため
プロジェクションユニットがちょうど邪魔になってしまいコンバイナユニットのスクリーンが見えない(>_<)
と言う訳で運転席真正面に設置するのは断念。
ただ、あれこれやっているうちに、別に真正面では無くても要は見えりゃいい・・・と言うか
単純なシステムなのでユニット同士の角度と距離さえ合わせれば結構ちゃんと見える・・・・ってことで・・・・
(ユニットの距離が短かいとスクリーンに投影される映像が小さくなってしまうので距離は必須です)

結局この位置に設置しました。
配線はすぐ下から入れ込んじゃえば見栄えは良いんですけど、所詮営業車であるのと
以前付けていたオンダッシュモニターの配線穴があったのでかっこ悪いけどそこから入れました。
で・・・に運転席に座った目線で写真を撮るとこんな感じ

結構・・と言うか充分見えますし、逆に真正面より素直に目に入り、
運転中も視線移動が全くない状態で確認できるのでかなりいい感じです。
で・・実際の見た目の印象は・・・・・正直かなり良いですね。
カロサイバーのHUDも実走で試しましたが
やはりどうしても「目線を少し上にあげて見る」と言うイメージは否めないので
見っ放し・・と言うのは辛い感じがするのですが
このFIDはごく自然に目線に入るうえ、必要最低限の情報をシンプルに表示するので
チラチラしてウザったいとも感じません。
何より、映像が非常に鮮明でわかりやすく見易い、更に優れものなのは
照度センサーにより周りが暗くなったりトンネルに入ったり、日差しが強くなったり・・と言った
状況の変化に応じ、瞬時に一番見易い明るさに調整してくれること。
これらにより常に見易く・解り易く・邪魔にならないと言う仕上がりになっており、
個人的にはカロHUDより実用度・有効性はかなり高いと感じました。
どうです?写真に撮ってもなかなか良い感じかと思います。
ルート案内をしていないときでもレーン表示など役に立つ情報を表示してくれるので
いつもつけっ放しでも問題ありませんが、やっぱり今は表示は必要ない!って場合
ナビのランチャーメニューに表示オンオフをセットしとけば一発で表示オフ&オンできます。

(左から3番目のボタンでオンオフできます)
でもって~~~
このユニットには外部入力があるので・・・・
地デジ(メーカーは推奨してませんけど・・・・)やカメラなどの映像を映すこともできます。
でもってその切り替えもランチャーメニュー(↑の写真の「入力切替」ってボタンです)で一発切り替え!
こりゃ・・・使い方によっては面白いかも・・・・・^^;

とりあえず地デジ入れてみましたが・・・意外と・・・と言うかかなり綺麗に見えちゃいます。
メーカーは「前方が見えなくなるので・・・・」と言ってましたが、実際にはちゃんと透けて前方も見えます。
最後にオマケですが・・・・FID使用のために泣く泣くナビをR500WDに取り換えたわけで、
正直こちらはHDDのH500WDには劣る(特に最強ナビと言わしめたストラーダチューンが貧弱になっている)と
思っていたので期待していなかったのですが、やっぱりそこはパナ。
昔からの特徴である画面の綺麗さ見易さ、操作の解り易さは従来通り抜群、
更にR500WDの新モーションコントロールは秀逸!!
地図画面でも画面をすっと撫でるだけで曲送り・曲戻し&音量大小が簡単に出来るのは
実際に使用するとそのありがたみがわかります。
と言うのも僕自身が2DINナビを使ってて一番不便だと思うのは
曲送り/戻し・音量大小をモニターの周りの小さなハードキーでやらなければいけないこと。
特にH500WDの時はノーマルサイズより幅が大きく、ハードキーも大きくて
押しやすいはずなのに、なぜか曲送りを押したつもりがTILTボタン押してたり、
音量小を押したつもりが現在地押してたり・・・・ってことがしょっちゅうだったので
これは本当に感激しました。
使いやすさ重視のパナらしい新機能だと思います。
と言う訳で、パナRシリーズ+FID、取付できる車種は限られますが
僕の中では2013年新製品の中ではかなりお勧め度は高い製品ですので
長々とご紹介させて頂きました!
by大塚専務
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