« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年9月29日 (木)

2011年カロッツェリア楽ナビLite新モデル&カロオーディオ発表!!

先日のパナSシリーズ発表に続き、メモリーナビでは注目のカロッツェリア楽ナビLiteシリーズの後継機が本日発表となりました!
   
プレリリースはこちら↓
  
   
同時にオーディオ類も・・・・・プレリリースはこちら↓
  
   
  
まずは楽ナビLite3種ですが、同時期モデルチェンジながらも3種3様のモデルチェンジ内容となっております。
   
が、3種共通で嬉しい追加機能としてバックカメラ入力がRCA入力になり、ナビ側にバックカメラガイドライン表示機能が追加された事。
これが一番でしょう。
  
これにより、ND-BC5はもちろん、他社製のRCA入力可能な汎用カメラなら、どのカメラを接続してもガイドライン表示ができるようになりました。
 
この点についてはカロナビの欠点だったので、バックカメラ導入をお考えの方には嬉しい追加と言えます。
(まぁ、他社のナビでは当たり前の機能ですが・・・・・・)
   
あとは3種共通なのは地図データが新しい・・・という当たり前のところです。
   
では、機種ごとにみてみると、
  
ワンセグモデルのMRZ77の後継機AVIC-MRZ07。
こちらは上記以外の変更は皆無に等しく、基本的に継続モデルです。
   
次にフラッグシップのMRZ99の後継であるAVIC-MRZ09.
こちらは何と言ってもデータ容量が8GBから16GBに。
その恩恵を使用して「渋滞予測データ」も新たに搭載。
このあたりはパナSシリーズに対抗していますね。
      
ちなみに、前モデルで対応していたDivXには非対応になっています。
  
まぁ、MRZ09はデータ容量が増えた・・・と、メモリーナビとしては正常な?進化と言えましょう。
他の点はさほど変わりはありません。
   
そして、今回のモデルチェンジ、上記2種は売る側としては今までと同じ感じですが、
一番悩むところが最後、MRZ66の後継・・・・とはちょっと違う?AVIC-MRZ05。
   
前モデルのMRZ66は同じワンセグのMRZ77のデザインが違う版といったところだったのですが、
今回のAVIC-MRZ05はデザインはMRZ07と同じ、
で、内容は大幅にパワーダウンした完全コストパフォーマンスモデルなのです。
    
前モデル&MRZ07にあって、MRZ05で削除された内容は・・・・
・Bluetooth無し、通信モジュール非対応(ゆえに、カロ自慢のスマートループは使えません。ビーコンも勿論非対応)
・DVD再生不可、CD再生のみ対応
・IPバス入力無し、リアモニター出力無し、サブウーファー出力無し、VSC無し、イコライザーは7バンドから5バンドに。
要するに拡張性殆ど無し、音に関しても簡易化・・・と超徹底してコストカットしてます。
まぁ、その分価格はメモリーナビの中でも最安ラインになりそうですが。。。。
   
これは売る側としてはバカ売れするか全く売れないか・・・・と言うか売り方が難しというか・・・悩むところです。
     
 
という訳で、2011年楽ナビLite。
ライバルパナのSシリーズがHDDモデルに肉薄する内容で攻めてきたのに対し、
あくまでLite感覚で、内容のパワーアップより、抵コスト維持を狙った印象です。
     
個人的にはビーコン対応、CDリッピングくらいは付けてほしかったんですけど・・・(^_^;)
   
ゆえに、実売価格も、発売当初はともかく、製品が順調に供給されれば現行モデルより少しお安くなるかもしれません。
   
尚、当社販売価格は10月1日のHP更新時にパナSシリーズとあわせて記載予定です。
どちらも早期御予約割引はひっそり実施致しますので、早期御予約御希望の方はメールにてお問い合わせ下さい。
(例によって納期は御約束できませんので待てる方のみ)
    
   
次にオーディオについては・・・デザイン&イルミ関係が結構変わりましたが、
お好みもあると思うので詳細はプレリリースでご確認ください。
   
注目は他社では出ていますが、ディスクスロット無しのUSBチューナーユニットMVH-370でしょうか。
音楽管理・再生がiPod含めUSBデバイスに移行している事を象徴するモデルですね。
   
   
  
       by大塚専務

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月26日 (月)

音の良さとコストは・・・・・・・・ ~TS-V171A~

カーオーディオの”音”に関して過去もHPで何度か書いてますが、
最終的に”良い音”かどうかを決めるのは
その車両を使うお客様の耳&好みになるので、こちらから”こうすれば必ず良い音になります”とは言えません。
一般的にバランスが取れた音でもそれがお客様のお好みに合うかどうかはわからないわけですから。
      
と言うわけで、音響関係のご相談を受けたときは
お客様のご希望(具体的なスピーカー種類等)が決まっていれば、よほど変な組み合わせでは無い限り、そのご希望にそってご提案致しますが、
  
お客様の中には”音を良くしたいんですけどお勧めは?・・・”と言う方のほうが多いので
この場合は無難にスピーカー交換→メタルインナーバッフル→デッドニングとご提案していきます。
*当社へのご相談は殆どがヘッドユニット(ナビ)取付時のお話なので、ヘッドユニット交換は大前提です。
   
で、その第一段階のスピーカー交換。
お客様に特にご希望が無い場合、現在はカロッツェリアのセパレートタイプ、Cシリーズ、主にTS-C1710Aをお勧めしております。
このスピーカー、どの車種・どんなお好みでも無難に鳴るのでお勧め度が高いのです。
    
昔は車種やお好みによってはアルパインのセパレートもお勧めしていたのですが、
Cシリーズが現在のタイプになった際、低クロスポイントの採用で格段に音の定位感が良くなったので、それ以降はもっぱらこのスピーカーをお勧めしております。
    
で・・・カロッツェリアのセパレートスピーカーと言えば、Cシリーズの上にフラッグシップのTS-V171Aがあります。
  
が・・・このスピーカーをこちらからお勧めすることはまずありません。
お客様のご希望があった時のみのお取付です。
  
なぜ、こちらからお勧めしないのかと言うと・・・・・
1.とにかく高い!!C1710Aが定価3万ちょイなのに、こちらは定価6万!!倍近いですから。。。
2.更に、このスピーカー設置の場合は基本的にスピーカー線は引き直しになりますから、工賃もぐっと高くなります。。。。。
3.付属のネットワークがムチャクチャデカク、車種によっては設置場所に困る・・・・&邪魔に・・・・
   
と言うわけで、ただでさえ”良い音”の基準が個人で違う音響関連で
高い物勧めてお客様のお好みに合わなければ目も当てられないので、安全策をとってCシリーズ・・となる訳です。
    
が、このV171A、今月はお客様のご要望があり久々に何台か取付けました。
   
先々週にお取付したのはハイエース。ヘッドユニットはサイバーナビAVIC-ZH09CS。
P1060482
   
ダッシュボードにドカンとでかいツィーターが乗ります。
P1060480
 
ちなみにこのツィーター、Cシリーズと比べるとこんなに大きさ違います(^_^;)
P1060519
  
このお取付は工場長と2人がかりで作業したのですが、
作業中、2人して「これで良い音しなかったら洒落にならんぞ・・・」などと言いつつ取付。
  
音が出せる段階まで進んだところで即テスト。
   
で、音が出、耳に入った瞬間「うわっ!スンゲェ~~良い音!!」と聞き込む間もなく声に出ちゃいました。
さすが高いだけのことはある、って感じです。
     
取付後の音の確認については以前HP内修理日記の「音質改善・・ パナFクラスに外部アンプ追加の効果は?? ベンツGクラス編」で記載しましたが
     
普通は色々と設定を弄ったり音源を変えたりしながら聞き込んでから評価するのですが、
音が出た瞬間に”良い音”と即断したのは、長い事この仕事してますけど、上記HPの記事の時と今回の2回だけです。。。
  
まぁ、高い製品なので当たり前と言えば当たり前なのですが、
音響の場合は高コスト=良い音が必ず成り立つわけではない中、
この製品はコストに見合った音と言う感じでしょうか。
     
と言っても、やっぱり高いことには変わりないので今後もこちらからお勧めすることは無いと思いますが。。。。(^_^;)
   
そうそう、値段以外にもお勧めし難い理由のひとつの付属クロスオーバーの大きさ。

TS-C1710Aのクロスオーバーと並べるとこんな感じです。
P1060522
でかいでしょ?
    
Cシリーズのクロスオーバーならドア内やダッシュボード内に設置できますけど、
V171のクロスオーバーはドア内なんて絶対無理、ダッシュボード内も車種によってはきついです。。。。
  
ちなみに先週V171Aをつけたのはホンダゼストスパーク。
P1060526
    
すでにサイバーナビAVIC-VH09CS&TS-C1710A+メタルインナーバッフルを装着済だったのですが
お客様はサイバーナビ取付時から外部アンプ設置を検討なさっていてナビ取付後もご相談頂いておりました。
  
で、この度、外部アンプPRS-D8200追加
P1060527
 
更にドアデッドニング&スピーカーをTS-V171Aにグレードアップ。
P1060524
  
と、ここまでやれば良い音にならない訳が無い!
  
その前の週のハイエースの記憶が強烈に残っていたので超期待して音を出してみると。。。。
  
んんっ??何か違和感が・・・・音は確かに良いと思うが・・・・
 
が、この原因はすぐに理解、簡単な話でヘッドユニットのセッティングが前のスピーカーのままだったのです。
   
同じカロのセパレートスピーカーでもその特性は異なる&アンプやデッドニング追加してるってことで。。。
 
とりあえずセッティングをフラットにもどし、AUTO EQ&TAかけたらそれだけで見違える(聴き違える?)ほど良い感じに。
   
正直、元々音の良いサイバーにTS-C1710A+メタルインナーバッフルを装着しており、
当社で無難にお勧めする音質改善処理はしてあったお車、
その状態に今回は更に20万近くかけてパワーアップしているわけですから、極上の良い音にならなきゃそれこそ洒落になりませんから・・・・・(^_^;)
    
お引き渡し後、お客様からも
”聞き始めてすぐに、「前のと全然違う!」と思うほどでした。
これからは車に乗るのが増々楽しみになりそうです。”
とメールを頂き、無事この記事がアップ出来る事となりました(笑
   
(お客様が満足していなかったらこの記事アップできませんから・・・・・)
   
  
でもって、↑でセッティングをフラットに戻し・・・・と書きましたが
スピーカーの性能が上がれば上がるほど、セッティングやヘッドユニットによる違いが明確になるのです。
  
これはチョット考えれば誰でもわかる事で、
どんなに細かいセッティングをしようと、どんなにヘッドユニットの音が良くても
スピーカーの再生能力がそれを再現する事ができなければ意味がありません。
   
逆を言うと
スピーカーがダメダメ君なら、ヘッドユニットやセッティングによる音の違いはわかりにくいという事です。
   
なので、国産車で純正スピーカーのままナビを付ける場合、
正直な話、音に関してはあまり気にしていません。
確かに昔のオーディオ一体型のナビはオーディオ専用機に比べるとめちゃくちゃチープな音の物も多々ありましたが
現行品ではどのメーカーの物でも、ソコソコの音質なのでチープな純正スピーカーで聞き比べる分には大差はないのです。
  
もちろん、実際にはチープなスピーカーで聴いてもヘッドユニットによる違いはわかりますし、
素の音で、良い音・ソコソコ・イマイチ・ごくまれにダメダメなナビに分かれますが、調整してやれば、どれもソコソコのレベルでは聞けるようになります。
     
ゆえに、お客様がナビご選択時に音で悩んでいる場合、スピーカーがチープな場合は
「そんなに大差ありませんから他の機能で他の機能でお決めになって良い思います」とご案内することが多く、
逆にスピーカー等までグレードアップする場合は、それを活かせる音が出せるナビをお勧めすることが多くなります。
まぁ、もちろん、お客様のお好みと車種その他の条件により異なりますけど。。。
    
さて、んじゃ、スピーカーをそれなりに鳴る物に換えた場合の音響面でのお勧めナビは??となると、↑のV171A取付例はどちらもサイバーナビ、しかも1台は外部アンプ付、
サイバーナビと言えば昔から音響に力を入れた創りなので音が良いのは当然の事、
でもコストもそれなり・・・まぁ、コスト相応の音が出るってことです。
  
で、音響面でコストパフォーマンスが高いのは・・・・
ズバリ、ケンウッドのメモリーナビMDV-727DT~525のシリーズ。
これはメモリーナビながら音響面はかなり良いです。
 
ケンウッドナビといえばハードディスクの時も音響には力を入れていましたが
何せ肝心のナビがイマイチでお勧め度は低かったですが、
今回のメモリーナビは驚愕のジェットレスポンスでナビとしてもお勧め品。
    
どうしてもそのクイックレスポンスが注目されがちですが、
それ以外にも対応メディア&ファイルの豊富さ(サイバーより多い)と、今回ご紹介の音響の良さもあいまってお勧め度はかなり高くなっております。
  
価格的にもサイバーよりお安いので
”ナビはついで程度で、オーディオとして音の良いシステムを組みたい”って方には
ケンウッドナビ+カロスピーカー&メタルバッフルあたりはコストパフォーマンスが高く
お勧めできるシステムですね。
   
  
   
             by大塚専務

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月20日 (火)

パナHシリーズ、ツルツルパネルの実力は? ~実車搭載レポ~

先日お伝えしたとおり、スカウター付のサイバーナビを差し置き、
ちゃっかり僕の営業車のメインナビに納まった2011年パナソニックストラーダHシリーズ、CN-HW500D。

                    
本当はすぐにレポしたかったのですが、実は色々とあり・・・・・(この詳細は後日改めて・・・)

やっと先日より本格使用となりましたのでとりあえず現時点でのレポって事で。
  
当社ではストラーダチューン搭載のストラーダから「最強ナビ」の称号を勝手に与えていますが果たしてその実力は?? 


    
  
今回のHシリーズの最大の特徴と言えば、何と言っても
新採用のクリア&静電式タッチパネル&アプローチセンサーを用いたフルスクリーンマップ
とモニター関連。

     
この新タッチパネルの採用によりモニターのクリア感と操作感は従来モデルとはかなり違います。
     
 
まずはクリア感。
これに関してはめちゃくちゃクリアと言うかスッキリしてます。ゆえに、地図画面もAV画面もとても綺麗で見やすいです。
   
昔から僕がパナナビが好きな理由&パナナビの特徴は「画面が綺麗」「操作しやすい」の2点で
HPやブログでもその2点を強調し続けております。

       
特に画面の綺麗さに関しては、早くからVGA画面を採用しており、元々綺麗だったのが
モデルチェンジ毎の改良では都度それが進化し、Fクラスの時には「どう見たってこれより綺麗な画面は無い&できないだろう」と思っていたのが
HW1000・HX1000発売時に、それが更に美しくなったのに驚愕しました。
まぁ、その後のHX3000のXGAは別物として・・・・・・(^_^;)

 
今回もそれと同様の衝撃的な進化です。

画面の綺麗さという点ではやはりパナナビは常にトップだと思います。

       
又、いくら画面(ハード面)が良くても肝心の地図ソフトや地デジ映像が悪ければ意味は無いのですが
パナナビの地図ソフトは作りこみも詳細かつ見易い(これは個人の好みによりますが・・・)、
地デジに関しては色彩の鮮やかさと受信感度の安定度で従来から他社を圧倒してますから、
その良さがクリアパネル採用でよりハッキリ認識できる・・・・って感じです。

   
と・・・ここまでベタボメのクリアパネルですが、もちろん欠点もあります。
  
メーカー資料ではクリアパネルのメリットとして
1.表面が滑らかなので外光を乱反射しない(外光に強い)
2.映像の拡散が無く、バックライトの透過率UP(画面が明るい)
の2つをあげています。

で、実際に走行してみると1.については確かに乱反射はしません。

  
が!!!表面が滑らか=ツルツルなので鏡のように映り込みはかなりあります。

以下の写真でも、画面の写真を撮るとポルターガイストのようにカメラを構えた手が映りこんでおります・・・・・
P1060493 P1060494
       
普通に走行しているときも画面上に映りこんだ風景が流れていきます・・・・・・
これは映り込みが気になる方には致命的???(T_T)

    
の様に感じると思いますが・・・・・否!!(^o^)/

    
確かに、映りこみはありますが実使用では2.の映像拡散無し&透過率良のおかげか
画面がメッチャ明るいので、
映り込みがあっても画面自体は常にハッキリ見えるのです。

そしてそれは外光が強い時でも同じです。

    
簡単に言うと反射はありますが乱反射では無く定反射&それを補える透過率のため現実的には外光に強くなっているのです。

 
従来品は
外光が無ければ映りこみは無い(実際には映りこみはあるが乱反射により気になら無い)が
外光があると映りこみ以前に乱反射で画面が見えなくなる、
と言う状況だったのが、クリアパネルでは常に安定して画面が見やすいのです。

結論としてこのクリアパネルは○です。

     
   
次にスマートフォン感覚で操作できるのがウリ文句の静電式タッチパネルの操作感。

  
これは・・・・今までの感圧式タッチパネルに慣れている&スマホは使ったことが無い僕にとっては正直、最初はかなり戸惑いました。

僕と同じ感覚の方が操作する場合「慣れ」が必要です・・・・(>_<)
     

ボタンを押したつもりがフリック(払う)操作と認識されてしまう事があり、最初は「ムムム・・・・」となった訳です。
            

ただ、このあたりはパナもかなり考えて調整&設定しているらしく文字入力画面のように細かく押す画面では
スマホ感覚ではなく、従来のタッチパネルに近い操作感に調整してあり、その画面では最初から操作に戸惑うことはありませんでした。
P1060426
↑この画面ではストレス無く操作可能
   

逆に、スマホ感覚を意識した調整になっていて、モーションコントロールが使えるメインメニュー画面では、
各ボタンは大きいのにうまく押せず、画面が流れてしまう(フリックした状態)ことがしばしば・・・・・
P1060455
 
慣れるのにかなりの時間が必要でした。
まぁ、スマホ操作に慣れた方なら問題ないのかもしれませんが・・・・・

  
と言うか、正直言ってこのメニュー画面、何もスマホ感覚にしなくても、普通にタッチで各画面移動でも充分使いやすいと思うのですが。。。。。。(ーー;)

  
と、スマホを知らない僕には慣れない操作ですが、さすがにiPodの選曲やリスト操作ではとてもグッドです。

曲名全部出したリストでもスススーと操作&お目当ての曲が探せます。
P1060475
    
ちなみに左から2番目のバー(矢印と曲名の間)を押すことでも、リストがそこに移動するので、これもとっても便利。

このあたりはさすが使いやすさのパナって感じです。
      

ちなみに、地図画面でのフリック&ドラッグについては好みが分かれるところかと思います。
従来のタッチパネルでは
P1060496
↑こう押すと、押した地点が中心に来るか、その方向にズズズーッと移動し続けるのですが、
このナビではドラックしてスライドさせるか、フリックして1画面分移動するか・・・になります。

  
僕自身はフリックで1画面移動は最初は”ビミョーーーーー”って感じでしたが慣れて来たら”結構良いかな?”って感じに思ってます。
  

と言うわけで結論として静電式タッチパネルに関しては今のところ×に近い△です。。。oTZ
   
もう少し慣れれば○になるかもしれませんが・・・・

(後日これはプログラムDLや微調整で改善されてます。)


   
    
そしてモニター関連の特徴3つめのフルマップスクリーン&アプローチセンサーによるダイレクイトランチャーメニュー。

これに関してはメチャクチャ素晴しいです!!!

  
僕の場合、ナビは2画面にして左はヘッディングアップ3Dで25m~100mスケール、
右はノースアップ2Dで広域表示させ全体の地図感覚で使うので、
今までのタッチパネルナビでの余計なアイコンはずーっと邪魔に感じてました。
それがこのナビではとってもスッキリして、ちゃんと地図として役に立ちます(^_-)-☆
P1060454
  
↑左上にTV画面出しちゃってるのでスッキリ感がわかり難いかな??
  
でもって操作したい時はナビに手を近づけるとメニューや各アイコンが登場!
P1060453_2
 
そしてこのとき登場するダイレクトランチャーメニューがこれまた優れもの。

   
真ん中のストラーダチューン以外の6個のボタンはカスタマイズ可能なので良く使うボタンを設定できます。
そして設定できる(選べる)内容も実際の使用を良く考えられた内容ばかりです。
P1060449   
↑ナビの音声案内の音量調整って、とっさに操作したいことが良くあるのに、
殆どのナビではメニューから設定→音声案内音量調整・・・って2から3アクション必要ですが
ランチャーダイレクトに設定しておけばワンアクション!!!
(初期設定では「案内音量+」もありますが僕は「案内中止」に設定してます)

   
その他のダイレクトメニューも
「良く使う操作なのに、通常は2アクション以上操作が必要なボタン」ばかりなので
これらがワンアクションで使えるのは本当に素晴しいです。まさに”使いやすいナビ”の真骨頂でしょう。

  
    
ちなみに手を近づけるだけでランチャーメニューを表示する”アプローチセンサー”は
ナビ本体の右下に設置されているので、普通の右ハンドル車なら、操作しようと手を近づければ自然に反応する仕掛けですが
左ハンドル車の場合は左側から手が出るので、意識してセンサー部に手を持っていかないとメニュー表示しません。
  
けど、このセンサーはオフにして手動でメニュー表示させる事もできるので左ハンドル車の場合は手動の方が便利かもしれません。
P1060316  
   
↑センサーオフにするとこんな画面になります。真ん中下の「ランチャー」ボタンを押すとメニューアイコンが表示されます。

   
結論として、フルマップ&ランチャーメニューは文句無く◎。
今回搭載された新機能の中ではこれが一番の収穫だと思います。
      
    


モニター関連以外の新たな特徴としては
デザインがコンソールとの一体感を出し後付ナビの不自然感を少なくするフラットパネルでスタイリッシュになったこと。

 
まぁ、見た目については好みの問題もあるのでい多くは語りませんが
僕が付けたトヨタ・ダイハツ200mmワイドモデルのCN-H500WDに関しては本当にフラット!!
出っ張りが全く無いんですから・・・・・
  

が、それよりもこのワイドタイプでの利点はハードキーが大きく押しやすいこと。
      
現在主流の7インチ以上の2DINAVNでは、モニターの大きさにそのスペースを割くため、
どうしてもハードキーが小さくなり押し難いと言う難点がありました。

又、従来のハードキーはモニター下部に一列に並んでいるため、
オーディオ下部が出っ張っている車種ではハードキーへのアクセス自体がしにくいと言う場合もありました。
   

それが、H500WDでは他のナビより横幅が20mm多いスペースを画面の大きさでは無く、
ハードキーの位置&大きさに割り当てる事によりこれを解決しています。

これはあくまで使いやすさを追求&優先するパナらしい配慮&良い選択だと思います。
(画面サイズ自体はH500DもH500WDも同じです)
      

ゆえに、オーディオ取付口が200mmサイズの車種なら迷わずH500WDをお勧めします!!
P1060502   
↑これはエスティマへの設置例。
   
  

後の新機能と言えばストラーダチューンに”オーディオチューン”が追加された事。
これにより面倒なオーディオ設定もすぐに呼び出し&変更可能に。
これも使い易さを追求するパナナビならではの嬉しい仕様です。   
     
ストラーダチューンと言えば、その便利さも秀逸ながら、
ルートチューンにおいては「簡単に自分好みのルート選択に変更できる」点が従来のナビを凌駕しており、
これが、パナナビは最強と言える最大の特徴です。
 
カロのサイバーナビがスマートループ採用時、そしてスカウター採用時に”新世代のナビ”とか”革新”とかウタいましたが
どの機能もナビの根本であるルート案内自体は平凡と言うか従来通りの物でした。
正確にはスマートループはルート案内性能を大幅に向上させるためのものだったはずですが実際には渋滞データバンクと化しているのが現実です。
 
それに比べるとこのストラーダチューンは本当の意味でのナビの大きな進化だと僕は思っているのですが、
ネット等でググってみても、この凄さがあまり浸透していない?様なので
カロの営業さんには苦い顔をされるのは承知で本ブログ&HPでは「最強」とご紹介しまくっている次第です(^^ゞ
 
このルートチューンに関してはHPで闇烏さんもレポしてますのでこちらもご参考までに。
 
 
 
最後に、従来のパナナビでもあった機能ですが、
僕がパナナビが好きな理由の一つでもある、ルート案内時の目的地の追加についてちょっと書きます。
 
僕の場合、営業車では決まった取引先を順番に回っていくのですが、
これをルート案内させる場合、どのナビでも目的地を決めた後に経由地の追加や入れ替えは出来ます。
が、意外と目的地の先に更に目的地は設定できないナビが多いのです。
 
要するに目的地をC地点としたら、その間にA地点やB地点を経由地として設定することは出来ても、
C地点の次にA地点に行くと言う設定が出来ないナビが多いのです。
この場合、一旦ルート案内を解除して、A地点を目的地、C地点を経由地に設定し直さなければなりません。
 
が、パナナビはこれが簡単に出来ちゃう&通り過ぎた経由地を消していけばどんどん目的地を追加でき、
最終的には僕が普段回る取引先全部を一回設定したルートを元に全部案内させる事も出来ます。
 
勿論、目的地・経由地の追加・消去もルート案内中はストラーダチューンでも可能で使い勝手は良いです。
 
P1060433
↑最終目的地は「マコト電機」さんですが
 
P1060431   
↑その先の目的地も追加できます。&経由する順番も変えられます。
 
でもって、僕が重宝するのは各地点への到着予想時間表示。
 
外回りで回っていると、御昼休み時間には訪問してはいけないところ・・とか、
時間を約束しているところ、等があり、
それぞれの到着予想時間によってはルートを替えたりする事もあります。
 
その際・・・・殆どのナビで
P1060439
↑このように目的地の到着予想時間が出ますが、

経由地を設定している場合、到着予想時間を目的地にするのか・経由地にするのかは、
多くのナビではメニュー画面から設定で変更しなければなりません。
 
が、パナナビはこの画面上の到着予想時間をタッチすると・・・・・
P1060442   
↑バーン!と経由地含めた全部の到着予想時間が表示されます。
 
ここから更に時間制限がある経由地をタッチすれば、その経由地への到着予想時間が表示されるって訳です。
 
P1060443
 
 
このように各所において使い易さ・操作のしやすさを考えているのがパナナビで、この点が非常に好感が持てます。
 
まぁ、それ以外にも良いところはありますが、かなり長くなったので本日はこの辺で。。。。
 
 

最後にまとめるとこのHシリーズ、従来のパナナビの良さである画面の綺麗さ(見易さ)と使い易さ(操作性)を
さらにグレードアップ&追求し、
特に新機能のランチャーメニューは秀逸、
従来からの「最強」ストラーダチューンは健在、
だけど・・・・・・・
静電式タッチパネルは今のところ微妙・・・・・・・・・・・と言う感じです。  
 
最後のが無ければ完璧だったんですけどね・・・・残念。。。
 
このあたりは今後のパナの努力に期待しましょう。
 
 
 
 






         by大塚専務

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月14日 (水)

パナSクラスが”Sシリーズ”として新発売!こいつはスゴイか?!

お待たせしました!震災後はすっかり見かけなくなった?パナストラーダSクラスの後継機が本日発表となりました!!
 
プレリリースはこちら↓
  
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn110914-2/jn110914-2.html

     
  
今回より新たに「Sシリーズ」となり、その内容も先日発売のHDD「Hシリーズ」の弟分的な要素になっております。
  
ラインアップはHシリーズと同じく標準2DINサイズの「CN-S300D」と200mmワイドの「CN-S300WD」
↑のプレリリースはS300Dのみですが・・・
 

どちらもオープン価格で10月20日発売予定。
   
      
で、今回のモデルチェンジは機能・性能面では大幅に進化してます。
 
まずは何と言ってもHシリーズから新採用のツルツル「クリアパネル+LEDバックライト」そしてなんと画面もVGAに!!!
  
これで受信感度と色の鮮やかさでは他社を圧倒するパナ地デジの性能も活かされるってもんです!
  
 
クリアパネルについては当社営業車に乗せたHシリーズで近々レポしますが、とにかく画面が綺麗で見易い!
正直、このクラスにこのパネル採用&VGAはHシリーズとの差別化の為、無いかと思っていましたが・・・・・嬉しい誤算です。
         
又、Hシリーズで絶賛のフルスクリーンマップも採用され、より見易い・使いやすいナビに仕上がっております。
   
その他、
メモリー容量も8GBから16GBに倍増でデーター充実、
スマートフォン向け専用アプリとの連携でYahoo!Japanやぐるなび・るるぶDATAを使った地点検索&地点データをBluetooth経由でSシリーズへと送れる機能やエコルート探索等、ナビ機能も充実しております。
   

あ、忘れちゃならないBleutoothも内蔵&iPodビデオにも対応(要オプション)

う~~~ん・・・・これは・・・・・至れり尽くせりですね。。。    

        
2010年モデルでは品不足もあり、メモリーナビ分野では楽ナビLiteに差をつけられた感のあるパナソニックですが
この「Sシリーズ」で一気に巻き返しなるか!?
 
まぁ、性能・機能的には断然良い線いっていると思いますが、
問題は製品供給が順調にあるかどうか・・・・ってところです。
   

     
他のナビもそうですが、各メーカー、ナビは品薄状態が続いていますので
ご検討の方はお早めに御相談下さい。
 
気になる当社販売価格は10月中旬頃HPにて掲載予定です。
早期御予約割引は特に予定しておりませんが、早めのご予約の場合はそれなりの価格でご案内出来ると思います(^^ゞ
   
   
  
        by大塚専務

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月 9日 (金)

両極端な安請け合い??~並行輸入車にナビ取付とアルファードに○○取付・・・・

このブログやHPの”修理日記”を自分で読み返してみると、
安請け合いしてしてしまって泣き見たとか、苦労した割に工賃は取れなかったとか、そんな話が比較的多い気がします。
     
と言っても、これは僕自身の性格もあり「他店で断られた」「他店では出来ないと言われた」と言うような御相談だと、
ついつい燃えてしまって?商売よりも電装屋の意地が優先した結果なので、
それが苦だとは思っていません。(従業員からは経営者失格の烙印を押されますが・・・・)
  
技術的な苦労は貴重な経験&自分自身のスキルアップにもつながりますから。
  
ただ、同じ安請け合いでも、本当に安請け合い・・・って事もタマにあり・・・・・(^_^;)
本日はここ最近のちゃんとした?安請け合いと、とんでもない安請け合いと、普通の安請け合いをサラッとご紹介。
  
  
まず1台目はちゃんとした安請け合い。(よく意味がわからない言葉ですが・・・・)
並行輸入車へのナビ取付です。
  
取付けたお車はこちら。(ピンボケなので写真は大きくなりません)
P1060397_2
はい、何だかわかります?
新車のSEAT IBIZA。
 
シート?じゃありませんよ。セアト イビーザ。スペインの車ですね。この時点で日本では2台しかないそうです。
      
付けたナビは楽ナビLiteAVIC-MRZ99
P1060406
 
この取付に関しては他のネタもあるので詳細は後日”修理日記”に書きますが、安請け合いして苦労した・・・では無く、とっても簡単に終わりました。
    
が、万が一NGだったとしても技術・経験面では確実に向上につながりますので”ちゃんとした安請け合い”って訳です。
   
   
で、お次はとんでもない(と言うか)的外れな安請け合い。
   
昨年、ナビ一式フルキットを新車のアルファードに取付御依頼頂いたお客様から、
「電装屋さんに場違いな相談ですが、市販のシートカバー(アルファード用)を取り付けて頂く事は可能でしょうか?」
と・・・・・・これは本当に場違いなご相談。
   
通常なら速攻お断りする内容ですが、お客様はお困りの様子。
まぁ、確かに専用シートカバーだと、パーツの脱着が必要な場合もあり、
工具が無いと全くの素人さんでは厳しいところもあります。
又、通販等で入手した場合、ディーラーや整備屋さんでは断られる事もあるだろうし・・・・・・
  
これが、ガラスフィルムの貼付けや、ボディ小傷のリペアーなら、どんな理由・お客さんだろうが100%お断りし、
「専門のショップに行った方が良いですよ」と言うところですが
     
シートカバーなら営業品目ではありませんが、当社でも取付自体は出来る内容・・・そこでついつい
    
「専門職では無いので素人さんよりは上手くつけられる程度の出来をご了承の上で、
 どうしてもご自分で出来ない・他にあてが無い場合のみ御相談に乗ります。
 価格はプロでは無いのでお金が取れないのですが、1時間分の時間工賃で・・・」
と・・・・・・結果、御依頼頂く事に。。。。
   
しかし、その後よくよく調べてみると、アルファード専用シートカバー、3列シートで各シートに肘掛&ヘッドレストあるし・・
その手のショップだとかなり高い工賃設定してあり、とても1時間では出来そうもない・・・・・
   
これは・・・完璧に安請け合いしてしまった・・・・・・(>_<)
  
これでは工場にこの仕事指示したら大顰蹙は間違い無い・・・
  
と言う訳で、僕が休みの日に出勤して仕事外?扱いで作業しました。
P1060318  
 
技術的に難しい(=自分の技術・経験向上につながる)事は全くなく、ただただ、時間を費やし黙々と取付ました(^_^;)
  
これは本当に安請け合い・・・・・・今後当社の体制が現状のままの場合は、どんなに常連のお客様の御依頼でもシートカバー取付は請け賜りませんのであしからず。。。。
       
   
まぁ、やはり餅は餅屋と言う事ですね。
  
ただ、最近は新車のナビお取付時に”ウインドフィルムやボディーコーティングも出来ないか?”ってご要望が非常に多いので、
腕が良く、当社が納得してお勧めできる外注業者がいれば提携でこれらも行っていきたいとは考えているのですが
ナカナカ信頼できる業者さんが見つからない・・・・・・
     
八王子近辺で当社に出張にて作業可能で腕に自信があるフィルム&コーティング業者さんは是非アクセスをお願しますm(__)m
  
  
で、最後に普通の安請け合い。
 
    
修理日記では今まで付いていたカメラを埋め込んだって話だったのですが、その後そのカメラが不調・・・って事で
新品のカロッツェリアND-BC5を御購入&取付させて頂きました。
P1060422_2
     
他店では「無理」と言われた埋め込みですが、まぁ、これはすでに前回手をつけてましたし、
安請け合い・・・・というより、もともと前回の作業時、お客様は新品のカメラご購入をお考えだったのに
”勿体ないから・・・・”と僕が手直しを勧めた経緯があるので、
あの時、新品交換を勧めていれば・・・・って意味で工賃は手間の割に大割引でしたので、そう言う意味で、普通の安請け合いって訳です。
チョット意味不明か???
     
    
  
  
          by大塚専務

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月 5日 (月)

悪天候でもたくさんのお仕事が・・・・(^_^;)

9月最初の土日は大型台風の動向を気にしながらの営業となりました。
 
ご予約は多かったのですが、この台風ではキャンセルもかなりあるかな?と思っていたのですが、皆様悪天候の中、ご来社くださいましたm(__)m
  
ただ、遠方からのお客様は高速が通行止めでお帰りは苦労なされた様ですが・・・・・・
    
  
そんなこの土日の僕の本日のお仕事。
今回は僕的に結構驚きのコネタがあり?&風が強くてお預かり車両を表に出せないので、車両入れ替えに気を使い、取付完了した車両も工場に入れつつ・・・・少ないスペースでの作業となりました。
   
本来なら5つくらいの記事にできそうですが、いつものごとく?まとめて書くので長文&乱文失礼です(^_^;)
  
  
さて、土曜1台目は前日からお預かりのマツダMPVにサイバーナビ&アルパインリアモニター。
と言ってもこれは殆ど前日に工場長が作業を終了しておりましたが・・・・
P1060349
  
ディーラーオプションのBOSE仕様のナビが付いていたので他店では交換を断られたそうで・・・・
  
もちろん、当社なら問題無く交換可能です(^^ゞ
ただ、このMPVのBOSEナビにはとんでも無い?裏話が・・・・・・・
   
これが僕が驚いた1つ目のネタなのですが、こちらはそのうちHPの「修理日記」にでも記載します。
  
で、このお車、もちろん純正のハンドルスイッチは流用、
純正のバックカメラも流用、純正のサイドカメラはお客様のご希望でミラーモニターを設置し接続しました。
P1060342
  
ちなみに、車載地デジ発売当初からわかっていましたが、車載地デジでモニターを増設すると地デジの受信感度は落ちます。
(一時期のパナソニックのリアモニターは特にひどく、この時は対策でさんざん悩みましたが・・・・・・・・・)
特にサンバーザーモニターやミラーモニターの場合はその影響が出やすいです。
    
もちろん、こちらもプロですので、モニターが出来るだけ干渉しないように配線回し等には充分気を使うのですが、それでもやっぱりある程度は落ちますので
ミラーモニターやサンバイザーモニターご検討の方はその事をお忘れなく・・・・・
   
  
続く2台目はアウディA3にパナソニックストラーダSクラスCN-MW250D&バックカメラCY-RC70KD。

A34
    
アウディでもA4は比較的しょっちゅう入庫するのですがA3は久しぶりです。
   
久しぶりと言えばMW250Dも久しぶりに取付ました・・・・・・震災後は幻のナビになってましたから・・・・・・(^^ゞ
   
続く3台目は・・・・・こちらも久しぶり、
ルノールーテシアです。
P1060377
 
ちなみにこちらのお客様は栃木からご来社頂いたのですが
お帰りの時間には圏央道が八王子からあきるのまで通行止め・・・・・・よってあきるのまで一般道、そこから圏央道でお帰りに・・・
   
更に、↑のアウディA3のお客様は長野からのご来社で、こちらは中央道が勝沼まで通行止め・・・一般道も山越えは怪しいってことで・・・・
圏央道あきるの迄行ってから上信越道を回ってお帰りに・・・・・・
  
皆様遠方&悪天候の中ご来社頂き、誠にありがとうございましたm(__)m
  
で、そのルーテシア、
熱反射ガラスの上に電波透過部がフロントガラスの下の方にちょっとあるだけ・・・・って、
ちょっと難しいお車なのですが、そこはそれ、この手の欧州車には慣れているので・・・・・・
P1060371
  
はい、スカウター付きサイバーナビ、AVIC-VH09CSがバッチリ収まりました。
地デジアンテナはフロントには貼れないのでリサイドガラスに貼りつけましたが感度はバッチリです。
  
  
で、このお客様、ご予約時に当社のETC在庫が切れていたので、お客様がETCをお持込みに・・・・・
  
ご来社と同時にお持込みのETCを確認させてもらうと・・・・
P1060361
 
・・・・あれれ??オプションの連動タイプ(ND-ETC6)じゃなくって廉価版&非ナビ連動のETC10じゃん(@_@;)
   
更にお客様はETC連動ケーブル(補修部品扱いの連動ETC付属品)もお持込みに・・・・・
  
普通ならここで
「お客様、このETCはケーブルつないでも連動しませんよ」
と言うところなのですが・・・・・
       
実はちょうど数日前、某掲示板で「ND-ETC10でも連動する」って記事を見ていたのです。

   
それを発見した時は
”とんでもねぇガセネタだな・・・・非連動だから安く売ってるETC10が連動する訳無いじゃん。。。
 ネットはこういうガセネタが多いから怖いよな・・・・・・・”
と、まるっきり信じなかったのですが、よくよくその先のリンク等を追っていくと、実際に連動するらしい・・・・・・
  
ま・・・まさか・・・・・・だったら純正オプションのND-ETC6やその前のETC5の意味が無いじゃん・・・・
と思いつつ、半信半疑(特にメーカーを疑う)の状態だったのです。
   
そこにタイミング良くお客様がこの組み合わせをお持込み。
    
お客様も
「なんかこれでも連動するらしいんで・・・・・勿論連動しなくても構いませんから・・・とりあえず付けて下さい」
   
僕も、お客様ご了承の上で実験?出来るのはこれ幸いとばかりに取付けてみると・・・・・
   
ナビを起動した後の第一声は車両側スピーカーから「ETCカードを入れて下さい」
   
・・・・・・・・・・・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/・・・・・・・・本当に連動するんだ!!!超ビックリです!!
  
メーカーHPにもしっかり「スタンドアローンタイプ」「※ カロッツェリアなどのカーナビとは接続できません。 」と記載されてるのに・・・・
    
  
ちなみに連動タイプのカロッツェリアETCは三菱電機のOEMなので三菱電機製ETCだと連動する物があるのは知っていましたし、取付けた事もあります。
  
が、このETC10に関しては完璧にメーカーが否定しているのだからあり得ないと思っていたのですが・・・・どういう事???
     
と、これが2つ目の僕の驚きのコネタでした。
  
  
と書きましたが、当社はカロッツヶリアの正規販売店ですのでメーカーが認めていない取付は基本的にはお勧めしません。
 
今までも
「もっと安くて連動するETCは無いんでですか?」もしくは「三菱のETCなら連動するって聞いたんですけど?」
と言うお問い合わせには
「メーカー指定の連動タイプしか連動しません」
「連動したとしてもメーカー保証外になりますので当社で責任は持てません」
と回答しておりますので、ここまで書いてナンですけど、今後も当社では同じ回答(教科書通りND-ETC10はナビ連動しません)をすると思います。    
 
実際の話、
自己責任ご了承でのご依頼なら請けるかもしれませんが、連動ケーブル単品もそこそこの値段がするので
メーカー保証外のデメリットも考慮すれば、さほどメリットがあるとは思えませんので素直に純正オプションが良いでしょう。
   
  
しかし・・・どうなってんのよカロッツェリアさん・・・・・
   
 
さて、続く日曜日は雨は殆ど降りませんでしたが、相変わらず風が強く、
お預かり車両はすべて工場内に入れての作業。
P1060380_2
       
前日夜からお預かりしているBMW6シリーズ(650i)をちょこちょこ弄りながら、
この日の1台目は手前の白いボンネットで
先々週のブログでご紹介したCR-Z&パナCN-H500Dが出戻りです・・・・・(T_T)
        
問題がまだ解決していないので詳細は控えますが
とりあえずナビ本体にトラブルっぽい症状があり、
お客様が確認して欲しいとの御希望でご来社だったのですが、
事前にパナ社に報告したところ、新製品なのでキッチリ対応したいとの事で、即回収&新品に交換しました。
   
    
続く2台目はトヨタヴォクシーに楽ナビLiteAVIC-MRZ77
P1060381
  
今までお使いになっていたナビが壊れたとのことで載せ換えです。
     
こちらは一瞬で終わったのですが、取付後のテスト時にトラブル発生!
エンジンかけると後付のセキュリティが鳴ってしまうのです・・・・・・・(>_<)
   
  
そう言えば、セキュリティの電源は前のナビの配線から分岐されていたので、一旦外している。。。
.これは何か設定が必要か???とお客様に
「セキュリティのリモコンお持ちですか?」と聞いてみると
「え?あのセキュリティ壊れていて作動しないので今は使ってません」との事。。。
         
??電源入れ直しで治っちゃったのか??ただ、やぱり作動がおかしいので、こちらはお客様ご確認の上で殺す事になりました。
  
   
続く3台目は、以前ナビを載せ換えたルノーカングーのお客様。
こちらは
「AMラジオの入りが悪くなった。取付当時はちゃんと聞こえていたのに・・・」
との事でご来社。
P1060387
  
ラジオの感度については車種やデッキの種類により差があるので
最初にお話を頂いた時は、正直なところ
”多分、多少ノイズが入る程度で、実際に見たら「こんなもんです」で終わる話だろう・・・作業することはないだろうな・・・・・”
と思っていたのですが、実際に拝見すると・・・・・
    
こりゃ”入りが悪くなった”と言うレベルではなく、完全に”入らない”状態。
  
これは何らかの修理か手直しが必要。。。(>_<)
    
真面目に診断してみると・・・・
ノイズの入り方やFMの入りかたからして、本体故障では無くアンテナ側の問題、
おそらくアンテナブースターが逝ってしまっているような感じ・・・・・。
    
そこでサクサクとバラシテ、まずはアンテナ線の状態とアンテナリモートの電源をが活きている事を確認、
その他どこも問題無いので、とりあえずブースターを取換えて見ると・・・・・・ハイ、キッチリ受信しました。。。
   
  
オマケ話ですが欧州車の1部車種では、デッキを純正から交換した場合、
AMラジオの受信感度が悪くなるのでアンテナブースターを入れるのですが、
   
これ、そうそう壊れる物では無いはずなのに、某輸入車取付キットメーカーのキットに付属しているブースターは最初から壊れていた事が過去何度かありました。
  
ゆえに当社ではそのメーカーのキット使用の場合は付属のブースターは使わず、別メーカーのブースターをしようしております。
まぁ、今回の話とは関係ないですけど・・・・・・(^_^;)
   
  
そしてこの日最後はお預かりしていたBMW6シリーズE63、650iの仕上げ。
    
内容は・・・・言わずと知れた?純製モニターに地デジ割り込み取付。
P1060390 P1060389
       
他の車種では比較的簡単&安価になった純正モニターに地デジ取付ですがBMWの純正&iDrive付きは馬鹿っ高いAVインターフェイスを使用するので値段も高い上、取付もチト厄介です。
   
何より、取付後の設定が面倒くさい・・・・・・(>_<)
  
おっと・・・・普通、仮にもお客様から頂いた仕事に対し”面倒くさい”とか”この仕事は好きでは無い”とかは
決して口に出さない(文章に書かない)のですが、こちらのお客様は一般の方では無く、近所の車屋さんからのご依頼なので、まぁ良しとしましょう。
  
ちなみに、八王子に移転してから2年半が経ちましたが、今のところまだ八王子近辺の車屋さんやディーラーさんには一切営業はかけていません。
創業80年近い歴史のある当社ですが、八王子ではまだ新参者なので、しばらくはおとなしくしていないと電装業界狭いですから。。。(^^ゞ
  
そんな中でもいくつかの車屋さんがネットや口コミからお取引させて頂くようになりましたが、
今回御依頼の車屋さんは当社のすぐ近く・・・と言うか僕の自宅と会社のちょうど真ん中で通り道。
    
そんな縁でちょこちょこナビ関連製品をご購入頂いており、普段は自分の店で取付までやるのですが、
ちょっと面倒な仕事だと当社にマルマル頂けます。先週はこのBMW以外にベンツのナビ付けも頂きました。
   
で、話戻って650iの地デジ。
以前5シリーズiDriveの時にも紹介致しましたが、パナソニック地デジを取付ける際はiDriveで切り替えだけでは無く選局も可能です。
P1060394
  
更に今回は新たなアイテム、デュアルAUXも設置しました。
P1060391
  
通常、BMWにAVインターフェイスで地デジ接続するときは、このAUX端子に地デジの音声を入力するのですが、
それをやってしまうとAUX端子にいつも端子が挿さりっぱなしでカッコ悪い&携帯プレーヤー等を使いたい時は、差し替えねばならない・・
となるのですが、
  
このDUAL AUXは背面の見えないところで地デジ音声が接続されており、前面に他の機器を挿すと自動的に切り替わるって便利&見た目が良いシロモノなのです。
   
BMWのAUX端子に2つ以上の機器を併用する方にはお勧めアイテムですね。
   
   
  
と言う訳で、長々と書きましたが、この土日は台風とともに仕事でも予想外の出来事が多かったのですが、
BMWをお引き渡しするころには風もかなり収まり、なんとなく充実感を得て帰宅したのでありました。
   
そしてその帰り道にはさっきお渡しした650iが・・・・・・・(^_^;)
   
   
さて、今週も新たな嵐の予感もありますが、仕事での嵐は楽しみでもあるので、気合を入れて頑張りたいと思います!!
  
  
  
  
        by大塚専務

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »