アルパインフロントカメラHCE-C200FD、まっとうな?取付 ~アルパインVIE-X08編~
発売当初より、お勧め品として散々取り上げているアルパインフロントカメラHCE-C200FD。
このブログページでのご紹介はもちろん、アルバム”フロントカメラ取付事例”にも多数施工事例を載せているのですが・・・
さっき、重大な事に気が付きました・・・・・
このカメラ、カタログでは”VIE-X08シリーズ専用TOPVIEWフロントカメラ”となっているのに
当社の取付事例ではアルパインナビとの組み合わせは一件もご紹介していないんですねぇ~~。我ながらビックリです。
普段は「まっとうな電装屋」を強調しつつ、実は邪道?な取付ばかりしているのがバレてしまいますね(笑
そこで、本日は正しい?取付けって事でアルパインナビVIE-X08との組み合わせ例をご紹介。
今回のお取付車両はダイハツタントカスタム。
このお車はナンバープレートが中心より右側についているので
アルパインお得意のナンバープレート取付金具を使用すると
見え方も偏るって事でもうひとつの付属ステーを利用してグリル部にお取付
この取付の妙は後半に詳しく記載します。
ちなみにリアカメラもTOPVIEWのHCE-C200R
このまっとうな?組み合わせの場合、通常の画面からフロントカメラ映像の表示方法は3つ。
1.地点連動自動表示
→何時も通る場所等で見通しの悪い場所を地点登録しておけばその場所50m手前から自動表示します。
(サイバーナビの自動表示と同じ機能です。)
2.速度連動自動表示
→走行速度が遅くなると自動表示します。
(イクリプスやクラリオンの自動表示と同じ機能です)
3.ワンタッチ呼び出し
→画面内のフロントカメラボタンをタッチすれば映像表示します。
個人的には地図画面上は出来るだけ他の表示が無い方が好きなので、出来ればこのボタンはハード側に設置して欲しかったところです・・・・
と、現在あるフロントカメラ対応ナビの中では良いとこ取りの仕様になっています。
更に、パノラマビューとトップビュー画面ではガイド線も表示&調整可能です。
*サイバーナビはトップビュー(ハイアングルモード)のみですから*
ちなみにビュー切り替え(フロント3パターン・リア4パターン)は各カメラ表示画面で
画面をタッチすると各ビューの選択ボタンが表示され
この中から選んでタッチ・・・で切り替えです。
ワンタッチですけど実質ツーアクション&画面のボタンを見て押さなければならない分、
サイバーナビの画面をタッチすれば切り替えに比べて面倒なような気もしますが
サイバー方式だと、希望のパターンが出るまでタッチし直ししなければならないので、結果としてあまり変わらず、好みの問題かと思います。
アルパインの場合はリアが4パターン選べるので、この方式の方がベストでしょう。
リアカメラの表示は普通にバックギア連動。ビュー切り替えはフロントと同じです。
ですがこのナビの場合、メニュー画面やドライブインフォ画面からはバック時以外でもリアカメラ映像を表示させることも可能です。
↑各メニュー画面上部にはフロントカメラ、下部にはリアカメラへのワンタッチボタンが表示されます。
又、フロントカメラ・リアカメラ・オプションカメラ(RCAでもう一つカメラが付けられます)の映像は
ドライブインフォ画面で常に表示可能。これは使い方によっては便利でしょう。
ちなみに、当社HPではこのナビは現在ご紹介はしていませんが僕個人的にはとても好きなナビです。
その最大の理由はこのドライブインフォ画面。
モビステ登場当時から、このドライブインフォ含め、地図かAVかと言う普通の表示のナビではなく
多彩な情報表示が可能なところに新たな魅力を感じたのです。
まぁ、逆を言えばシンプルでは無い分、画面がうるさいと思う方もいらっしゃると思いますが
その場合は普通の画面にすればよい話なので・・・・・・
↑こんな表示もできます。
さて、上記フロントカメラの取付ですが
当社がフロントカメラをお勧めする&僕自身便利だと思っているのは
主に横を見るコーナービューで他のビューはお好みで・・・・って感じなのですが
このお車でのお取付の場合、サイドビューに関しては右寄りのナンバープレート部でも、上記グリル部でも大きな差はありません。
が、トップビューではその差は歴然です。
ナンバープレート取付だと右側のバンパー角はハッキリ見えますが左側は見えません。
右側は運転席側なのでぶつける人も少ないでしょう。見たいのは左側。
そこで、上記位置に取付けると左側のバンパー角もしっかり確認できるのです。
試しにこんな感じで・・・
見える画像はコレ
どうです?左前のバンパーコーナーがはっきり確認できます。右側もほぼカバーしています。
これならコーナーポールやコーナーセンサーの代わりに使え車両感覚が苦手な方にもお勧めです。
ただし、この取付(トップビューで左右バンパーコーナーが完全に確認出来る)のは
このお車のように車両フロント部がまっすぐに近い車両に限られます。
フロントノーズ部が弓状やV字上のお車ではまず無理です。
又、取付時には最前面よりカメラが飛び出さないよう注意しないといけません。
今回のお取付では入庫時に実際にカメラ映像をお客様に確認して頂いたところ、
お客様のご希望でこの位置に決定致しましたが、
これなら僕自身は正直あまり使い道がないと思っていた?トップビューもかなり有効となり、非常に良いかと思います。
最後にオマケでX08の内蔵地上デジタルチューナーの感度。
今日現在のところデジタル電波が非常に弱い当社駐車場では
パナはフルセグ受信可能、カロはワンセグのみと、受信感度の確認が容易なのですが、このX08は・・・・残念ながらワンセグのみでした。
更に、敷地内でも位置&向きによってカロでもピンポイントでフルセグ受信できる場合があるのですがX08では完全にワンセグのみでした。
ゆえに、地デジ受信に関してはパナには負ける、カロとは同等よりちょっと劣る・・・って感じでしょうか。
まぁ、これはあくまで電波の弱いところでの話なのであくまでオマケですが。
by大塚専務
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