« ナビ取付で研修時代を思い出す???  ~懐かしいけどまだまだ現役、セリカXX編~ | トップページ | しょうちゅうはいもあるよ »

2009年8月 4日 (火)

パナソニック新?カメラ&キャップ1部入荷   ~&改正保安基準とカメラのお話~

HPの方では先日の更新でお知らせ致しましたが
法改正に伴う対策としてパナソニックのカメラ類が新品番になり、まずはバックカメラとカラーキャップの一部が入荷してきました。
   
まずはご質問の多い改正保安基準とカメラ類の制限についてですが、BBS等でも少し書きましたが
改正保安基準では
「直径100mmの球体が接触する外部表面には、曲率半径が2.5mm未満である突起を有してはならない。」
と言う新しい基準ができました。
    
ちなみに、これはあくまで2009年1月以降に登録の車両に限る話ですので
それ以前に登録の車両に関してはまったく関係ありません
        
又、パナバックカメラやカラーキャップの場合、キャップの切れ目部分(奥の台座側)が
「曲率半径が2.5mm未満である突起」にあたるので、
この部分が取付状態により直径10cmのボールを転がすと触れてしまう外装表面に出ているとNGとなりますが
逆にいえば直径10cmのボールを転がしても触れて無い様なへこみ部分に取付けていれば問題ないと言う事です。
     
バックカメラの場合、近年では多くの車種ではナンバープレート周辺の引っ込んだ部分にカメラを取付けるため、現実的には今までのカメラでも法改正に引っかかる可能性は極めて低いのです。
        
ただ、メーカーとしては少しでも法に抵触する可能性のある製品をそのまま販売するわけにはいかないので
各メーカーが対策品を出したり注意を呼び掛けているわけです。
カメラ類に限らず、TVアンテナやそのコードクランプ等、車両外側に取付るオプション類についても同じです。
   
  
と言う訳で新品番となったパナソニックのカメラ類&キャップ類。
他メーカーが同じようにカメラ対策として
アルパインがフロントカメラでは「曲率半径が2.5mm未満である突起」部分である固定ねじを丸型に変え、
カロッツェリアが法基準に関する取付方の注意書きをパッケージ及び取説に加えて新品番としたのに対し、
パナソニックは・・・・突起部をキャップで隠す・・・と言う対策です。
    
新?カメラCY-RC51KDの外観はこれ!(台座無しの写真です)
P1010184
表面にカバーがかかっており、これを分解すると・・・・
    
P1010186
キャップが外れ中から今までのCY-RC50KDが出てきます!(^O^)/
     
と言う事は当然、新?カラーキャップもこのキャップとなるわけです。
P1010187
ゆえに、本体色はシルバー(CY-RC50D)が無くなり黒一色に、その分、カラーキャップにシルバーが加わったわけです。
    
ちなみに↑の写真の比較用旧キャップ、スカイミスト色(CA-RCC51AD)は新発売のカラーバリエーションでは無くなってしまったので在庫限り。
欲しい方はお早めに・・・・
   
    
で、新カメラはキャップの分、外観が若干大きくなっていますが、上記の通り、実際に改正保安基準に抵触する例は少ないので
見た目を気にする方はキャップを外して取付・・・なんてのもモチロン有りです。
注意が必要なのはあくまで2009年1月以降に登録のお車で、なおかつ、カメラを出っ張って取付ける場合のみ・・・となります。
    
   
     
     
          by大塚専務

|

« ナビ取付で研修時代を思い出す???  ~懐かしいけどまだまだ現役、セリカXX編~ | トップページ | しょうちゅうはいもあるよ »

大塚専務のお知らせ」カテゴリの記事

製品紹介」カテゴリの記事

車載カメラ関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パナソニック新?カメラ&キャップ1部入荷   ~&改正保安基準とカメラのお話~:

« ナビ取付で研修時代を思い出す???  ~懐かしいけどまだまだ現役、セリカXX編~ | トップページ | しょうちゅうはいもあるよ »