09サイバーナビと各バックカメラ比較・表示画像写真 ~09年版~
本ブログではカメラ関連の話・特に最近はサイバーナビのフロント・リアについてが多いのですが
実際にモニターに映った画像に関してはフロントカメラに比べバックカメラは少なめでした。
又、HPの方では”チョット一息”に”バックカメラってどう見えるの?”と言うコーナーがありますが
カメラが古いのと撮影場所が移転前の工場のため、移転後の写真では比較が難しいと思いますので
今回、八王子移転後のバックカメラ映像を撮影の基準含めて掲載しますのでご参考にして頂ければ幸いです。
お約束
・どの写真も車の停車位置は工場前でこんな感じです。
・目印にリアのバンパーラインそってバッテリーの箱を三つ置きます。
外側は2つは車の幅に合わせます。
・更に、車両センターラインの真ん中のバッテリーの箱の後方に消火器を置きます。
・ちなみに左右及び後方(工場内)に停まる他の車は日によって変わりますが建物や置物は基本的に変わりません。
建物のドアやその前においてある洗濯機の位置もご参考に
・屋外になるので天気・時間によって明るさががかわります。
純粋にカメラ比較の為、極力似たような条件で撮影するよう心がけていますが多少の差はご容赦を・・・m(__)m
*PC素人の為、映像写真には波線のようなデジタル写真特有の干渉縞(モアレと言うらしい・・)が出てしまっていますが これについてもご容赦下さい・・・・m(__)m
では本題。
まずはサイバーナビに専用カメラ:カロッツェリアND-BC100Ⅱ(画角 190/158 )
*ナビはVH9900、車は20プリウス・純正カメラ位置の蓋を取って半分埋め込み設置
・ノーマルアングルモード
ナビ内臓の映像調整が使えるためガイドラインが出ます。
わかり難いですが左端(写真では右端)のバッテリー(車幅ライン)もカバーしています。
映像補正により、歪が全く無い(鉄板が真っ直ぐ!!)のがサイバー内臓映像調整機能の特徴です。
・ハイアングルモード
確かに上から見下ろす感じに見えます。
完全に車幅もカバーしていますが映像では車両本体の映り込みが多く、車幅(バッテリーの幅)よりも車体がはみ出ています。
慣れないと判り難いかも知れません。
・ワイドモード
ナビ内臓の映像調整は全く使わないカメラ本来の映像のモードです。
画質も綺麗でかなりの広角ですがすが補正がかからないので歪は激しく、通常使うのは難しいでしょう。
このカメラのメリットは専用設計の為、
ナビが持っているカメラ機能(=映像補正・ガイドライン表示・タッチパネルでのアングル切り替え・フロントカメラと同時接続時の”切り替えしモード”)をすべて使える事と
変換ケーブル・電源ボックス等が要らず総費用が一番安く済み、取付の手間も少ない事です。
デメリットは映像補正により画像が粗くなる事と取付台座形状が悪く、取り付けるとカメラが出っ張ってしまうことです。
(この写真の20プリウスでは純正位置に埋め込むには台座を加工する必要がありました)
次はカメラ側でアングル(モード)切り替えが出来るアルパイントップビューリアカメラHCE-C200R(画角185/144 )
*ナビはVH9900、車はBRレガシィ・純正カメラ位置を切り取って半分埋め込み設置
・バックビュー
通常使用を想定したアングルのはずなのですが意外と?見える範囲が狭く、使い道が少ないかもしれません。
画質は見ての通り綺麗です。
・トップビュー
見え方は専用カメラとほぼ同じですが画像の鮮明さはかなり違います。
・パノラマビュー
バックビューの視角が狭い為、実質的には通常使用するであろうモード。
視角は広く・画像も鮮明ですが歪が激しく距離感を掴むには慣れ必要です。
・コーナービュー
サイバーとの組み合わせに、このカメラを選ぶ最大かつ唯一の理由はこのモードがある事でしょう。
駐車場からバックで通りに出る・・・なんて環境の方には便利なモードです。
このカメラのメリットは専用カメラの様にモード切り替えが出来、かつ専用カメラより画像が綺麗なこと。コーナービューが使えること。
デメリットは価格が高いこと、専用カメラに比べると実はカメラ自体の画角は狭いこと、夜間の色出しが他のカメラに比べ弱いこと。
それと専用カメラの用にモード切替が出来るといっても、あくまでカメラ側のスイッチでの切り替えになります。
ナビの持つカメラ機能はバック連動以外は何も使えないので使い勝手はあまり良くありません。
コーナービューを使いたい方がご選択になるカメラでしょう。
次はモード切替は無く、ごくシンプルなバックカメラ、カロッツェリアND-BC4(画角135/105)
*ナビはZH9900、車はヴァンガード・純正カメラ位置にそのまま貼付設置
(すみません!!真ん中に消火器置くの忘れました!!)
モード切替機能のあるカメラほどの広画角ではありませんが
車幅も完璧にカバーしていますしバンパー下・後方・後横方もカバーしており、画質も綺麗です。
このカメラのメリットは色出しが鮮明なこと。電源ボックスが小さく設置しやすいこと。
デメリットは汎用としては無し、
サイバーとの接続では変換ケーブルが必要・ナビ側のカメラ機能は使えない(*)等となりますが、これについては専用カメラ以外はどれも一緒です。
*バックギア連動表示は使えます
最後はバックカメラの定番パナソニックCY-RC50D/KD(画角134/103)*後継のCY-RC51KDも全く同じです*
*ナビはすみませんけど写真が間に合わず楽ナビHRZ099、車は20プリウス・純正カメラ位置の蓋を取って半分埋め込み設置
見える範囲・画質はND-BC4とほぼ同じで車幅含め必要充分な範囲が見えます。
このカメラのメリットは取付台座の形状が良く、車種問わず取付けやすい&取付時の見た目が良いこと、
又、オプションでカラーキャップが用意されており、お車のカラーに合わせてより目立たない設置が可能な事。
デメリットはND-BC4と同じです。
この記事には、今後、よりわかりやすい写真や記載以外の他のカメラ等の写真が取れたら、随時変更・追加しようと思います。
この記事に変更・追加・訂正等があった場合はそのつどカメラ関連カゴテリーでお知らせ致しますので今後のご参考にどうぞ。
by大塚専務
おまけのスぺシャル画像
以前サイバー+アルパインフロントカメラの際に少し書きましたが
サイバーナビではリアカメラも裏技接続すると専用カメラと同じくナビ側の機能がすべて使えるようになります。
上の例でのアルパインカメラを裏技接続した際のノーマルアングルモード
ハイアングルモード
もともと専用カメラの画角に合わせてナビ側で変換しているので
画角の狭いアルパインカメラでは変な範囲の上、画質も粗くなりますがガイドライン表示はしますし、フロントカメラと組み合わせれば切り返しモードも使えます。
この接続はメーカー保証外になる事をご了承のうえで当社に取付御依頼頂ける場合のみ施工致します。
おまけの参考画像1(2009/7/9追記)
サイバーナビではありませんがカメラの比較と言うことで
イクリプスBEC108の画像も掲載致します。
お車はスバルインプレッサWRX STI でナビはイクリプスAVN779HD
今でこそ、バックカメラは普通の?オプションとなりましたが
以前はカメラ自体が大きく、乗用車につけるにはカッコ悪いものでした。
サイズが小さくなったことにより爆発的に需要が増えたわけですが
僕の中では市販品のカメラで最初に小さいカメラを作ったのはイクリプス・・って印象なのですが
当時はサイズは小さくとも画像が粗い&レンズが暗い・・・とイマイチでした。
が、現在のBEC108はご覧の通り、画像も綺麗で画角も広い割には歪も少なく、とてもよいですね。
ただ、基本的にはイクリプスナビとの接続・・・になるのが残念ですが・・・
(電源ボックス追加で他社製ナビにも使えます)
クラリオンCC-2017A-Aの画像も掲載致します。
この写真ではデジカメ特有の干渉縞がチェック状に入ってしまっていますが実映像はもっと綺麗です。
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