« 新たなる伝説!?~プリウス編&近況(ナビ編) | トップページ | 秋の・・と言うか残暑の新製品!パナソニックストラーダミドルクラス新製品発表!! »

2008年8月17日 (日)

お盆休みに配達・・・&近況(バッテリー&電装品編)

お盆休みも本日が最終日。
前記事で”夏休み中の仕事は極力抑えて・・”と書きましたが
この夏休み中はご予約のお客様の仕事で2日出社、それ以外に取引先からの臨時呼び出しで1日出社しました。
臨時呼び出し・・・と言っても何のことはない、タクシー会社からで「バッテリーがなくなったから持ってきて」・・・
う~~ん・・・いつも連休前は多めにストックして置くようお願いしているのですが・・・
正直、バッテリーの配達だけでわざわざ出社するのはおっくうだったのですがそうも言ってられずに・・・

で、そのバッテリー。昨年4月にこのブログでバッテリー値上げの話を書きました。
その後、当社取引先:主に都内タクシー・ハイヤー会社で小さな会社もありますが
俗に言う大手4社のうち3社とお付き合いさせて頂いておりまして、そのうち1社は完全にバッテリーのお取引は無くなりました。
が・・・バッテリーの値上げは業界全体の話だったので
当社値上げ後、価格据置していた他業者も耐え切れなかったらしく続々値上げ、
結果、当社の価格が結局一番安い事になり・・・・お取引が無くなっていた1社もこの春から復活したのです。
しかも、以前はハイヤーのみの納入(大手4社はハイヤー・タクシー両方持ってます)だったのですが復活後はタクシーまでご注文頂きまして・・・
バブル崩壊・規制緩和後はハイヤーの台数はめっきり減りましたがタクシーは未だ増車傾向にあるのでその数は大変な量、
大変ありがたいと同時に管理・配送の手間も昔以上になってしまい・・・お盆休み中でも配達・・って次第です。
まぁ、前にも書いたとおり、昔の電装屋の主力製品であるバッテリーも今やただの部品となりつつあり、
この先も電装屋がバッテリーの販売で利益を上げていくことは難しいことには変わりないので期待はしていませんが需要があるうちは頑張りたいと思います。

ついでに、最近の電装品事情。バッテリーと同じく電装屋の主業務であるエアコン修理やオルタネーター・スターターの整備。
こちらもバッテリーと同じく以前とは様相が大きく変わりました。
もちろん車の電気システム自体の進歩による整備内容の変化は当たり前なのですが
その根本的問題以外にも
1.製品品質の向上による故障率の低下
2.ディーラーさんの囲い込み(自車整備)
3.リビルト品の普及・部品屋さんルートでの流通
4.パーツ供給のメーカー設定・アッセンブリー化
その他諸々で昔ながらの電装屋の仕事ってのはやり難い・・というより無くなってきています。
まぁ、当社の場合、2.のディーラーさんに関しては元々下請をやっていないのであまり関係無いのですが
1.の製品品質の向上なんてのはハイヤー・タクシー会社さんとお付き合いしていると打撃は大きいです。
例えばタクシーのオルタネーター、昔はオルタネーターといえばブラシ・ベアリングは消耗品で10万キロごとにオーバーホールを行っていました。
それが現在のトヨタのタクシー車:コンフォートに搭載のオルタネーターはメーカー曰く30万キロ、ウマくすれば40万キロまで消耗部品の交換不要と言われています。(実際には30万キロ超えると危険です)
となると下手すると廃車までオーバーホール不要なのです。
当社の場合、お取引先全部のトヨタタクシーの台数は3千台強、
単純に考えて以前は年間3千台のオルタネーターのオーバーホールを行っていたのが限りなくゼロに近くなってしまった訳です。

と、まぁ、そんな話はこのブログを読んで下さってる一般の皆様には関係ない話なのですが
3.4.の話しは結構関係あるところで・・・
オルタネーターやスターター、エアコンコンプレッサーのオーバーホールってのも昔からの電装屋さんの仕事でした。
が、最近はこれらはリビルト品が主流、又メーカー自体もアセンブリー交換を基本とした部品設定に移行しており、単体でのオーバーホールを行う事(というかできる事)が少なくなってきています。
まぁ、リビルト品自体が最近はメーカーで製造しており、価格も安くなってきていますのでお客様にとっては問題ない範囲なのですが
やはりオーバーホールの方が安く上がることも多々ありますし、何よりリビルト品の交換なら電装屋は必要なくディーラーさんや整備工場で事足りてしまうのです。
しかし、安心・確実・簡単?なので老舗の電装店でもリビルト品を使う事が多くなってきているようです。
僕は講習でオルタネーター等の講習も行っていますが受講生が電装店の工員ならオルタネーターの分解など絶対にやった事ある(最初に教えられる仕事?)事を前提で話をしていたのが
最近の受講生は「オルタネータ外すのはやってますけど分解はした事ありません。リビルトに交換するだけです」って人が非常に多いのに驚かされています。

で、当社は自社でオーバーホールが基本なのですが最近は電装品メーカーからの部品供給不可で車両メーカーから純正部品として仕入れ、それもパーツ設定が無くアッセンブリーが基本ってパターンも増えておりオーバーホールで対応できないこともあります。
まぁ、何でこんな話を書いてるかといえば、最近は一般のお客様からの電装品修理はもちろん、定期整備に関してもお問い合わせやご依頼が多いのですが
中にはオーバーホール対応もできない物もあるって事で改めて記載させて頂きました。

と・・・なにやら電装屋の未来は暗い?方向のような話になりましたが
当社ではエンドユーザーの皆様へ直接電装屋の技術とサービスを提供する事により頑張っていきたいと思いますので今後とも宜しく御願い致しますm(__)m
故障があったときキチンと要因・原因を判断し、適切な修理を行い、それをお客様に解りやすくキチンと説明できるのは電装屋だと思ってますので・・

    by大塚専務

|

« 新たなる伝説!?~プリウス編&近況(ナビ編) | トップページ | 秋の・・と言うか残暑の新製品!パナソニックストラーダミドルクラス新製品発表!! »

大塚専務の個人的な話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157111/42193257

この記事へのトラックバック一覧です: お盆休みに配達・・・&近況(バッテリー&電装品編):

« 新たなる伝説!?~プリウス編&近況(ナビ編) | トップページ | 秋の・・と言うか残暑の新製品!パナソニックストラーダミドルクラス新製品発表!! »