今週初め、福島県いわき湯本に野暮用があり一泊で出かける事に。
私はアパレル営業マン時代、最初の担当は茨城県、その後担当が増え、足を伸ばした福島県の2県を担当していたのでいわき市は馴染みが深い。
特に、若かりし頃、魚(海鮮生物)はそれ程好きでは無かった(どちらかと言えば苦手)だったのが、
担当になったいわき市小名浜の婦人服店の店長(食の恩師?)に「君は本当に美味い魚を食べた事が無いんだね。今度小名浜で美味しい魚を食わせてやる」と言われ、
月1回の出張の度に小名浜に泊まり、様々な魚料理を食べさせてもらったおかげで?すっかり魚好きになったのである。
そんな事もあり、今回は泊まりこそ湯本だが、行きがけに小名浜でお昼、翌日は喜多方でラーメン、帰りに宇都宮でお土産餃子と計画を立て、
冬の間イマイチ走行距離が伸びなかった愛車を駆って出かけた。
初日、常磐道は高速道路の中でも慣れている&走りやすいせいもあり、朝9時に八王子の自宅を出、11時には小名浜に到着。
食の恩師?の店を訪ねるもシャッターがおりている・・・(汗
定休日か?それとも潰れたか??
何せ私がアパレルにいたのはバブル時代。その後、高級婦人服のお店が潰れた話も多数きくし、何より私が働いていた会社自体が消滅しているのだから・・・(笑
電話してみるか?とも思ったが十数年も連絡していないのにいきなり訪れて昼飯だけ食べて帰ると言うのも失礼なので1人で食事する事に。
1人での食事は簡単に・・・主義の私だが、今回は何と行っても魚が美味い小名浜だ。それなりのものを食べたい。
なじみ深い街&恩師に会えれば美味い店に連れて行ってくれると安直に考え、下調べもせず来たのだが、
十数年ぶりでは町並みもすっかり変わり、何より記憶も曖昧・・・・美味しい店が何処・どれだか解らない・・・・
”とりあえず無難に漁港へ向かうか・・・”と走り出すとすぐに目に入ってきたのが「いわき・ら・ら・ミュウ」の看板と建物。
なにやらショッピングモール?のような感じだが駐車している車の数もメッチャ多く、エラク賑わっている。
すかさず車を駐車場に入れて見学してみると・・・ナルほど、ここは小名浜港であがった新鮮な海産物のお土産や食事どころを集めた観光センターのようだ。昔はなかったけど・・
詳しくは公式ページを見て頂くとして・・・
とにかく人が多かったので12時になる前に食事を・・・しかし・・美味そうな店が多くて迷うがとりあえず1人なのでカウンターのあるお店に突入。
頼んだのはこれ、”さかな丼”
数種類の刺身がのっていてナカナカ宜しい。しかし、注文した後、「本日の刺身」メニューにアイナメがあるのを発見し、
うっ!!アイナメ刺身とご飯、もしくはアイナメを丼にしてもらえば良かったか?と少し後悔。
そう、十数年前、私は小名浜で食べたアイナメの刺身がムチャクチャ美味く、アイナメ食いたさに海釣りを再開したほどなのだ。。。
食事を終えた後、施設内をゆっくり見学、お土産やさんでは買って帰りたい海鮮が山積み!

このマグロ↑なんか買ったら私の車には積むスペースが無い&家に帰るのは翌日って事で諦めて乾物のみ購入した。
次にメインの建物を出て遊覧船乗り場の方に回ると又別の建物が・・・
”小名浜美食ホテル”の名前に惹かれて中に入ってみると、なにやら和太鼓のイベントをやっておりこちらもスゴイ人・・・・・

あれれ・・・・小名浜ってこんなに観光客多かったっけ??地元の人にしては数多すぎるし・・・変われば変わるもんだなぁ~~と思いつつこの棟を出る時見つけたこの張り紙。
ナルほど・・・この棟は私が偶然入った”まさにこの時”オープンだったのね・・・・そりゃ活気があって当然だわ・・・
ら・らミュウを後にし、まだ時間があったので次に向かったのはすぐ近くの塩屋崎灯台。
小名浜の観光スポットとしては昔から有名だったが、昔仕事で来ていた時はよる暇がなかったので・・・
しかし、この日はあいにくの強風の為、灯台最上部から外に出れないってことだったので登らずに写真だけ撮っていわき湯本の宿に向かう。
翌日の目的は喜多方在住の友人(詳しくは?バックナンバー”会津磐梯山は”を見てね)が仕事の関係で喜多方を離れそうとの事なので今のうちに一緒に本場で喜多方ラーメンを食う事。
しかし・・・私は今回のドライブの計画段階(もともと行き当たりバッタリ?)で大きな間違いを犯していた。
”湯本に行くついでにラーメン食いに行く”と友人伝えた時「喜多方遠いのに・・・」と言われたが「いわきまで行ったら喜多方近いし・・・」と返していた。
実際福島は良く知っている・・・つもりだったのだが、この時から当日まで私は「喜多方」と「須賀川」の位置を取り違えていたのだ。
「須賀川」の位置ならいわき湯本からはちょっと山通り側に行けばOKなので30分もかからないつもりでいたのだが本当の「喜多方」の位置は山通りの一番奥、殆ど山形県。
いわきは浜通の一番手前、殆ど茨城県・・・こんな大きな間違いを・・・
いざ湯本を出る時、ナビに喜多方までのルートを引かせると・・・
”所要時間2時間8分??・・・高速料金¥3,150-??・・・・距離130キロ??・・・へっ??このナビ壊れてる????”
念のためナビのルートスクロールさせて初めて私は自分の勘違いに気づいた。。。アホだ・・・・アホ過ぎる!!(涙
しかし、それでも昔に比べれば高速道路(磐越)も出来てるし、何せ私の愛車はこの手の高速クルージングでは圧倒的に走りやすい!!
カッコ良さだけで買った車だが今回の様な高速長距離では”この車でよかった~~~”とマジで思う。
そして1年振りの磐梯山にご対面!!
その後、喜多方に入り友人を呼び出し”最後になるかもしれないから一番美味いと思う店に連れてけ!”と頼むも
友人の希望で”行ってみたかったけどまだ行っていないお店”に案内される事となり・・・食べたのはこれ
この店も昨年行ったお店と同じく、喜多方ではあたらしめのお店らしいが喜多方ラーメンの基本を押さえた上でスープも麺も私好みの味で美味かった。
オーダーした熟成しょうゆラーメンは相場より安い500円。
これでこの味なら充分満足・・・とニンマリしながら食べていると横で友人が「ガソリン代と高速代使って・・・高いラーメンになったね・・・」
・・・・って・・・それを言ったらオシマイでしょ!!
結局1年振りに会った友人とはラーメン屋での30分を共に過ごしたのみで、別れを惜しむ事もなく?喜多方を後にし東京へまっしぐら。
(もう少しゆっくりしたかったが「喜多方」と「須賀川」の間違いがタイムスケジュールに響いていたので・・・)
磐越道から東北道に入り、宇都宮餃子を買うためのワンストップのみ、
途中、圏央道経由で帰る手もあったのだが折角なので新しく出来た首都高:山の手トンネルを通って無事帰宅。
結局、二日間で走行距離は800キロ、どの道も順調だったので楽しいドライブだった。やっぱ車は走らせてナンボですな・・・
後はオービスの記念撮影?写真が届くのを待つのみか!?
by闇烏
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